出版社内容情報
○英語は必要ありません!
日本語にちょっとした工夫を加えて、わかりやすく伝える方法を紹介!
2019年4月、改正入管難民法が施行され、外国人労働者の受入れに舵を切った日本。
自治体では、今後ますます外国籍住民とのやりとりが増え、今のままでは対応できなくなることは必至です。
こうした中、近年さまざまな自治体で導入されるほか、コロナ渦における外国人住民への情報伝達の手段としても注目を集めるのが「やさしい日本語」です。
例えば、「公共交通機関で来てください」ではなく、「バスや電車で来てください」、「周りに配慮して小さな声で話しましょう」ではなく、「ここでは大きな声で話さないでください」など、簡易な表現を使ったり、文の構造を簡単にしたり、日本語に不慣れな外国人の方にも伝わるように配慮します。
また、「やさしい日本語」は、外国人だけではなく、子ども、高齢者、障がいを持つ人などにとってもわかりやすく、さまざまな人に有効な伝達手段であるとされています。
本書は、「やさしい日本語」を使った外国人対応のスキルを解説しています。
「外国人が来ると慌ててしまう」
「うまく説明できるか不安だ」
そんな不安を取り除き、易しく・優しく伝えるノウハウが身につく一冊。
市民課から税務課、国保年金課、子育て支援課、福祉課、教育委員会……などなど、外国人住民が訪れる機会の多い各種窓口でお役立てください!
内容説明
「外国人が来ると慌ててしまう」「うまく説明できるか不安だ」そんな不安を取り除き、易しく・優しく伝えるノウハウを解説します!外国籍住民が増える中、公務員必読の1冊!
目次
第1章 「やさしい日本語」を始めよう
第2章 まずはここから!外国人窓口対応の心構え
第3章 これだけは押さえよう!「やさしい日本語」のきほん
第4章 もっと明快に!言葉をいろいろな方法で伝える技術
第5章 窓口対応で役立つ!ピンポイントテクニック
第6章 使ってみよう!「やさしい日本語」のための便利なツール
著者等紹介
岩田一成[イワタカズナリ]
聖心女子大学現代教養学部教授。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)。大学を卒業後、青年海外協力隊に参加し中国で日本語教師になる。国際交流基金日本語国際センター、広島市立大学国際学部を経て現職。専門分野は日本語文法(談話レベル)
〓田直美[ヤナギダナオミ]
一橋大学森有礼高等教育国際流動化機構国際教育交流センター准教授。筑波大学地域研究研究科修士課程修了。博士(言語学)。大学院を修了後、中国の吉林大学で日本語教師になる。関西学院大学日本語教育センター、一橋大学国際教育センター准教授を経て現職。専門分野は談話分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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