内容説明
基礎知識&データの読み方がすぐわかる。豊富な図表と見開き形式で読みやすく、全体像がつかめる入門書。
目次
第1章 自治体財政を知るための基礎知識(財政の役割;国と地方の財政の枠組み;国と地方の財源配分;国の予算と地方財政計画;地方交付金制度;自治体の予算のしくみ;自治体の決算と会計;地方公営企業;外郭団体の範囲と現状;自治体の主な財政指標;自治体の決算収支;自治体の収入構造;自治体の経費構造)
第2章 財政データの読み解き方(財政分析の目的;財政資料の入手方法;財政資料の種類と内容;「決算カード」の読み方;「財政比較分析表」の読み方;「歳出比較分析表」の読み方;「財政状況等一覧表」の読み方;「財務書類」の読み方)
第3章 自治体財政健全化法のポイント(財政健全化法の成立と目的;財政健全化法の特徴としくみ;実質赤字比率;連結実質赤字比率;実質公債費比率;将来負担比率;資金不足比率;財政健全化のターゲット;財政健全化・再生のための計画;平成19年度決算にみる健全化判断比率の状況;平成19年度決算にみる資金不足比率の状況;平成20年度決算からの健全化判断比率の動向)
第4章 これからの財政健全化にどう取り組むか(財政健全化法をどう活用するか;財政健全化のための取り組み;公営企業の課題にどう取り組むか;公立病院の健全化;下水道事業の健全化;国民健康保険事業の健全化;第3セクター等の改革;PDCAの予算マネジメントの構築;公会計制度の改革;議会の機能アップと責任強化の取り組み;外部機関によるガバナンスの強化;これからの地方分権改革と財政健全化)
著者等紹介
兼村高文[カネムラタカフミ]
明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授。1950年生まれ、山口県出身。明海大学講師、助教授、教授を経て現職。総務省、東京都、茨城県、浦安市、鎌倉市、藤沢市等の税財政関連委員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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