内容説明
日本人の心に訴えかける月々の言葉。―三和銀行が毎月1日、各新聞の題字下に掲載してきた、ユニークな企業広告のメッセージ集です。
目次
数字でたどった四季―昭和58年
季語で描いた四季―昭和59年
空にさぐった四季―昭和60年
暮らしに重ねた四季―昭和61年
緑に思う四季―昭和62年
景色で綴る四季―昭和63年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イラヒ
3
書道の先生宅にあった本をお借りしました。1989年に発行された本。三和銀行が15年間、毎月一日各新聞の題字下に掲載してきたユニークな企業メッセージと行内用に配布していた解説文。既に三和銀行は名前を変えてしまったけれど、この本に書かれていた四季を彩る珠玉の言葉達は、今だに輝いていました。日本の四季は、たくさんの言葉を生み、そして、素晴らしい文学が生まれたのですね。毎月一日に、今自分がすごしている季節に目を向け、季語を調べて、筆と墨で紙に書くなんてどうだろう。ちなみに、もうすぐ7月1日。どんな言葉を選ぼうか2016/06/26