考古学と物理化学 (改訂)

考古学と物理化学 (改訂)

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  • サイズ B5判/ページ数 212p/高さ 26X19cm
  • 商品コード 9784311300295
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C3021

内容説明

考古遺物の年代測定・産地推定、真贋判定、古代技術の解明、遺跡の探査等に自然科学的方法はどこまで迫れるか。それぞれの自然科学的方法はどんな原理に基づいているか。その研究成果は考古学に何をもたらしたか。長年にわたって考古学研究のための物理学的・化学的諸方法を研究してきた著者が、実際に大学で行った講義をもとに、全世界の研究データも紹介しながら、考古科学の最前線を詳述する。

目次

第1章 年代測定(年輪年代法;14C法;フィッショントラック法;熱ルミネッセンス法)
第2章 産地推定(ギリシャの土器―発光分析;ミノア・ミケネ土器の細分類―放射化分析;石器;土器と陶磁器;金属器;その他の遺物)
第3章 古代技術など(材質分析;土器;遺構の探査;真贋の判定)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mentyu

1
遺物への科学測定についての解説書。対象は年代測定から産地特定、真贋判定にまで及び、それぞれ多様な方法があることを紹介している。自分のように理系の知識に劣る人は数式や術語が多く読み進めるのに苦労するだろうが、概念的なレベルだとしてもどういう理論に基づいた測定を行うのかを把握できるので一読しおくべきだと思った。2015/03/16

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