内容説明
オリエント史や中国史も視野に入れ古代日本の王権成立を米の「賑給」と「共食」が鍵とする増田史学の新展開。
目次
魏志倭人伝の国々（中国史書にみる「国」の性格；魏志倭人伝にみる国々の成立 ほか）
古墳に埋葬されるのは誰か（倭国の乱；神として支配する地方豪族 ほか）
倭国連合の成立（前期古墳時代の地方豪族；製鉄技術の伝来 ほか）
天皇支配の成立（古墳時代後期の地方豪族；家形埴輪の出現 ほか）
日本国名の成立と中国との交流（秦始皇帝の国内統一；日本国名の成立）
著者等紹介
増田精一［マスダセイイチ］
１９２２年東京に生まる。１９４８年東京大学文学部東洋史料学科卒業。東京国立博物館学芸部勤務。１９６５年東京教育大学文学部助教授。１９７５年筑波大学歴史人類学系教授。１９８４年同学系長、１９８６年同大学退職。１９９２年まで東京家政学院大学教授。現在、筑波大学名誉教授
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