KAWADE夢ムック 文藝別冊
杉浦日向子 - 生誕60周年江戸から戻ってきた人 (増補新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309979557
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

江戸の案内人・杉浦日向子。単行本未収録の貴重なインタビュー、エッセイなどをさらに加えた、生誕60年記念増補新装版です。

河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PAO

15
「江戸の話で有益な話はないんです。「三ない主義」というのが江戸っ子のライフスタイルです。「持たない」「出世しない」「悩まない」の三つです」…江戸から来て、46歳で江戸に去って行った杉浦日向子、早過ぎる死を今も悼みます。江戸を肌身で感じたおそらく唯一の現代人だったのでしょう。明治維新と共に西から来た「頑張る」「勤勉な」ライフスタイルはつい最近のもので江戸では頑張らないことが「粋」なのでしたね。活躍当時あまり理解されなかった彼女が愛した江戸っ子の生き方と現在のそれがやっと重なり合う時が来たのかもしれません…。2018/12/12

tama

7
図書館本著者検索で ファンです この本で「!」だったのは、天野祐吉「紙面を一般の人に開放する」今の独善のネット意見をどう思うだろう。村上龍;俺様で、のっかり。全く読んだことないけどこんな奴なの?やっぱりお栄さんは杉浦日向子の作ったキャラクターがいい。著者本人のは七味五悦三会に帰依しちゃった。しかも思い出せるそれがありゃいいってのは、ネットに自分が食ったものや行った場所を「いいねしてー」感丸出しでタレ流してる自己愛患者には決して行きつけない境地。ざまあみやがれ。2019/08/20

圓子

5
大好きと同時にとてつもない劣等感に苛まれる。『江戸』のあけっぴろげさ、すっからかんさ、潔さ。今すぐわたしも江戸に帰りたい!となる。なんてすばらしいのか!と。けれどもわたしはずっとずっと地方民として江戸の外のにんげんの経験と眼差しで読んできた。そして、江戸の民の(本人たちは意識すらしない)優越感に悪態をつきたくなるのだ。つまるところおめえさん方は持てる者じゃあねえかと。そうねえ。羨ましいのよねえ。ただ好きでは済まなくなってしまった存在だけど、だからこそ、今ならばどんな面白い話が聴けたかなと惜しい。2020/09/28

へいぞー

4
亡くなってしまった人が、未来に思いを馳せて書いた文章を今読むのはツライですね。日向子さんが過ごすはずだったあれこれを思いながら読みました。そして、お兄様の寄稿にホロリ。色々慌ただしくて心乱れることの多い毎日。時には江戸時代を見習って暮らしてみるのも心の贅沢かもしれません。2019/01/30

narunaru310

2
杉浦日向子さんの「一日江戸人」が、初めて手にした文庫本だった。当時11歳、今考えても渋すぎるチョイス。お江戸でござる大好き幼稚園児でした。そんな思い入れのある杉浦さん特集の文藝別冊ということで衝動買い。 対談よりやはりエッセイと漫画が好き。対談だと杉浦さんらしさが出ていないものがある気がする。 彼女は新しもの好きだったのだな、と実感。私はどちらかというと懐古主義に陥りがちでその結果としての江戸好きだったが、その逆。非常に客観的に、感情移入せず江戸を観ていたような気がする。 次は百日紅を読みたい。2019/01/05

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