出版社内容情報
日本のアニメーションに革新をもたらした静かなる巨人・高畑勲。アニメ作品にとどまらないその偉大な功績をさまざまな視点から考察。
河出書房新社編集部[カワデショボウシンシャヘンシュウブ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
42
先日、ジブリの展覧会に行ったら、日テレの氏家社長の手紙があり、高畑勲監督の新作が見たいと切実に書いてあり印象に残った。そう、昨年見た宮崎駿監督のドキュメンタリーでは、高畑勲監督の死後、映画の制作が止まったこと、また「パクさんがいたなら」と嘆く宮崎駿の尋常ではない姿に唖然とした。そして、高畑勲とは何者だろうと思い始めた。「言葉やメロディを紡ぎ出す私本人と同じ、あるいはそれ以上の熱量で、一節一節を精査してくださった」(二階堂和美)、博識や博学は言うまではないが、この寄り添う姿勢が、真摯さがとても印象に残った。2024/10/28
ishida
1
『かぐや姫の物語』、観てみようかな…2018/12/11