感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃっぴー
11
単行本未収録作品や対談、著名人の三島談義。澁澤龍彦との対談は、ワクワクしながら読んだ。「三島由紀夫氏との50問50答」ではすごく他愛のない質問に力が抜けそうになった、面白い。寝るときの姿にふふふ・・・でした。2018/02/06
たつや
6
三島由紀夫の入り口を彷徨っているので、図書館で色々借りて、まず読んでみようと思う。出久根さんのエッセイが、まずは面白かったです。三島由紀夫は太宰が大嫌いで、本人に面と向かって嫌いだと言った話等は興奮した。時代的に三島由紀夫と太宰が会っていた事実は世界観が広がった。寺山修司と宇野千代の対談も興味深かった。欲を言えば初心者向けのコーナーも欲しかった。2025/03/26
phmchb
6
三島由紀夫の小説家・思想家としての半生を当時の資料や対談で紹介する永久保存な一冊。2014/02/14
Chihoish
4
読み応えがあった。単行本未収録コレクションがよかった。四方田犬彦氏、原武史氏、伊藤氏貴氏、松本徹氏の評論になるほどとうなずくことしきり。寺山修司との対談は読んだことがなかったので面白かった。会話が成立していないところが(笑)若松監督の映画はすでに観ていたので、若松監督の対談も興味深かった。2017/05/26
臓物ちゃん
3
なんだか知らないけど三島だなーって気分になって借りた図書館本。単行本未収録の三島のエッセイもたくさん載っていて読み応えがあるけど、「六十か七十になれば、いい顔だと云ってくれる人も現れるであろう」とかさらっと書いててなんだか怖い。他にもいろいろ興味深い話がいっぱいだったけど、一番印象に残ったのは三島じゃなくて、北朝鮮の赤軍派に自分の撮った映画『実録・連合赤軍』を見せて、オイオイ泣いてる赤軍派相手に説教した若松孝二監督かな。『11・25自決の日』も観なくては。2015/06/23
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