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出版社内容情報
日本統治下の台湾から甲子園に出場した野球部があった。大作台湾映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』感動のノベライズ。
内容説明
1931年夏、日本人監督の近藤兵太郎率いる嘉義農林学校野球部員たちは、あこがれの甲子園の舞台に立っていた。守りの日本人、打撃の台湾人(漢人)、そして俊足揃いの台湾原住民―三つの民族からなる混成チームは近藤から授かった“不屈の精神”を武器につぎつぎと勝ち上がっていく。そして、超満員の観衆が見守る中、決勝戦のサイレンが鳴った―。
著者等紹介
チェンチャウェイ[チェンチャウェイ]
陳嘉蔚。脚本家・編集者。台湾の映画雑誌「Look」の編集者。台湾で開催される映画祭のエディターとして活躍中
ウェイダーション[ウェイダーション]
魏徳聖。1969年、台南生まれ。映画監督・脚本家。『海角7号 君想う 国境の南』を発表し、台湾国内において史上第2位となる興行成績を収める
豊田美加[トヨダミカ]
大分県生まれ。成蹊大学文学部卒業。ノベライズ作品を数多く執筆。オリジナル小説の執筆や漫画原作なども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユザキ部長
59
「混成チームのどこがいけんとよ?野球に人権なんて関係ないやけん!蕃人は足が速い。漢人は打撃が強い。日本人は守備に長けてる。こんな理想なチームはどこにもない!」まぁ、多分、映画の方が面白いんだろうなぁ~。ドンマイって感じ。血だらけのピッチングは鬼気迫るものがありましたが。2015/10/27
ぷれば
4
映画「KANO〜1931海の向こうの甲子園」ノベライズ。甲子園…野球を愛する者たちにとって、そこは特別な場所、聖地。かつて台湾から三民族混成チームを率いて、この地で、こんなにも熱い闘いを繰り広げていたとは。一度も勝ったことのないチームの成長ぶり、決勝戦での一球一球に手に汗にぎり、まるで甲子園のスタンドにいるかのような錯覚に陥るほど。野球好きな私にはたまらない。映画も観たかったなぁ。2015/02/21
しゅんぺい(笑)
2
思っていたよりも、淡々と進む。普通の野球小説として読めてしまった。2015/03/31
ますずし
2
映画のノベライズというものを初めて読む。はしゃぎ過ぎなのでは。映画だからしょうがないかぁ。あと、時代背景があまり、描かれない。差別や、冷めた感情はほぼ省略されている。まぁ、事実とはいえ、映画だからなぁ。2015/05/30
brawi
1
野球版「スクール・ウォーズ」ね。差別がある中でよく頑張った。感動した!…って小泉純一郎的気持ちになった。日本の植民地支配のあり方も考えさせられた。現地の人と区別なく頑張ろうとした人もいたしそうじゃない人もいた。満州国でもそうだったようだ。2019/12/28
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