出版社内容情報
2013年三越左千夫少年詩賞受賞。鋭い視点とあたたかなまなざしに満ちたこころの詩集。こどもから大人、そして猫好きのあなたへ。
【著者紹介】
詩誌「蝸牛」を経て、詩誌「かたつむり」同人。大正期創作童謡の名作に数多く触れ、以来詩に傾倒。心がけていることは” 今の自分が本当にかきたいことを、子どもにもわかるやさしい言葉で” 書くこと。
内容説明
幼い頃を思わせるほほえましいエピソードや、ささやかな日常を丁寧にすくい上げ、やわらかな感性でつづられた短編詩集。三越左千夫少年詩賞受賞。
目次
1(きりん;トクベツ ほか)
2(夕方の電車;待ってる夜 ほか)
3(まあち;キンカン ほか)
4(ある日;二人三脚 ほか)
著者等紹介
さわださちこ[サワダサチコ]
神奈川県出身。白百合女子大学文学部児童文学科卒業。詩誌『蝸牛』を経て、詩誌『かたつむり』同人。在学中に大正期創作童謡の名作に数多く触れ、以来詩に傾倒
やたみほ[ヤタミホ]
東京都出身。白百合女子大学文学部児童文化学科卒業。1999年より編み物で作るアニメーション「編みメーション」を制作。手芸による絵本・イラストを手がけるほか、編み物やアニメーションワークショップを各地で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Heart
28
とても可愛らしくて純粋で綺麗な詩集で癒されました*『お という字/おねがい/おめでとう/おつかれさま/あたまに/ちょこんとのせるだけで/まほうのぼうし/みたいな/お』 『ねむれない夜/わたしのそばで/ねむっている猫よ/おなじ/いちにちが/小さなおまえには/きっと/長い 長い一日だったことだろう』読み聞かせにもピッタリな一冊だと思います。(*´ー`*)2016/09/09
pandakopanda
13
図書館本。刺繍でできた表紙絵が可愛かったので手にとってみました。日常生活の詩が多かったです。「ろくぶて」「お という字」が印象的。「ろくぶて」は手袋を逆に言ってみてと言う兄とそれに答える妹について描かれている。読んでいて、その光景がありありと浮かんできました。2014/07/23
hiro6636
0
図書館2020/08/26