出版社内容情報
欧米で再評価されているOSHOの名著が復活。禅の悟りへの道を描いた「十牛図」をOSHOが案内、宇宙をめぐる魂の旅へと誘う。
【著者紹介】
1931-91年。インドに生まれ、インドで去った、20世紀を代表する精神的指導者。現代人に合わせた数多くの瞑想法やセラピーを生み出す一方で、生涯を通じ、6000~7000回の講話(説法)を行った。
内容説明
「自己」の本性、生命エネルギーを象徴する「牛」を追い、魂の案内人が禅の真髄を語り尽くす!
目次
第1話 永遠の巡礼
第2話 Q&A
第3話 沈黙のメッセージ
第4話 ノンフィクション
第5話 Q&A
第6話 Do Be,Do Be,Do
第7話 Q&A
第8話 梯子は梯子
第9話 Q&A
第10話 大団円
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フランクフルト
4
難解で、つかみどころがなかなか無い本でした。理解できたのは1〜2割かもしれません(笑)。 その中で、心に留まった言葉、「人間は現実(リアリティー)より絵のほうに興味がある。現実より鏡のほうに興味がある。自分自身より自分のイメージに興味がある」、「あなたの目に目隠しがしてあるだけなのだ。そうした目隠しは思考で、欲望で、イマジネーションで、夢で、フィクションでできている。すべてフィクションなのだ」。自己同化するなということですね。ありがとうございます。2014/02/12
iwafune
0
かなり揺さぶられました。2013/10/31
寅ちゃん
0
分厚かった。この本で初めて禅に十牛図というものがあることを知った。読んでるときは言葉に理解できてわかった気になったけど、いざ読了すると十牛図ってなんだっけ?となる。それほどまでに深い本なのだろう。口に含んで噛んだものの、うまく飲み込めて消化できてないかんじ。家にかえろう、神はいたるところにいる、幸せとは達成するものではない、あなたはあなたになりなさい…もっと身に染み込ませたい言葉が散りばめられていた。大切な本となった。2021/06/18
26-ring-binder
0
禅の「十牛図」を巡ってのOSHOの対話である。禅の問答を説くこと自体がもはや「禅」ではないので、例え話ばかりでなんだかまるで解らないのである。とにかく難解である。私自身は「四:得牛」は特に難解で意味を汲めなかった。さらに深く考えて、また読み返すことになると思う。2020/08/12