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KEI―チカーノになった日本人 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309908205
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

内容説明

FBIの囮捜査にはめられ、カリフォルニアの刑務所に10年以上服役した男の壮絶なるハードコア・ライフ。抗争や殺人事件が日常茶飯事のアメリカの刑務所。そこには人種ごとに様々なグループがある。唯ひとりの日本人として孤独な闘いを続けたKEIだが、ある日、その暴力性、結束力で最も恐れられているチカーノ(メキシコ系アメリカ人ギャング)の伝説的なボスと運命的な出会いを果たし、彼らと家族同然の付き合いが始まる。チカーノは貧しいが、金では動かない。家族を大切にし、仲間のためには自己をも犠牲にするヤツらだった。新たな写真とエピソードを追加した改訂版。

目次

第1章 暴走族になるまで
第2章 ヤクザの日々
第3章 FBIおとり捜査官の罠
第4章 悪夢のようなアメリカでの裁判
第5章 自由で危険なアメリカの刑務所
第6章 危険なレベル5
第7章 ビッグホーミーとの出会い
第8章 チカーノたちとの獄中生活
第9章 強制送還での虐待
第10章 チカーノから学んだ絆

著者等紹介

KEI[KEI]
1961年、東京・中野生まれ。少年期は阿佐ヶ谷と八王子で過ごす。その後は暴走族を経て、ヤクザの道へと進む。ヤクザ時代にハワイでFBIのおとり捜査にはまり、10年以上、ロスを始めサンフランシスコ、オレゴンなどの米刑務所で過ごす。刑務所内で知り合ったチカーノと呼ばれるメキシコ系アメリカ人との交流から、人生における大切なものを学ぶ。帰国後はその経験を生かし、カウンセリングやイベントなどを通し、若者と触れ合う。現在は「HOMIE」というチカーノ系ブランドを経営し、本場のチカーノカルチャーを広めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねりわさび

81
囮捜査により10年間アメリカ刑務所で長期服役していた著者のドキュメンタリー。刑務所名物ジェイルライスのレシピにもう少しページを割いて欲しかった。事実に基づき描写されているので残虐シーンもあり、読者を選ぶ本。耐性のある方のみ推奨します。2022/10/23

空猫

26
クレイジージャーニーで知り。チカーノとはメキシコギャングの総称。同族、血縁の結束が強く、ガイジンが簡単に入れないそうで。元日本のヤクザがおとり捜査で米国で逮捕され10年の刑をくらった体験談。30年以上前の話なので日本は様変わりしているが海外の刑務所は日本では考えられない環境だと言う事がよく分かる一冊。刑務所内で看取を巻き込む殺傷事件や暴動が起きるんだぜ。塀の中でも生き残るのに苦労するんだぜ。あの人達が入墨を入れるのは認識票の代わりなんだぜ(⁠ノ゚⁠0゚⁠)⁠ノ⁠~!! でもまあYoutubeで良いかな。2024/04/17

Tomoko 英会話講師&翻訳者

4
著者が体験したアメリカの刑務所での話など。チカーノというメキシコ系アメリカ人のグループと家族のように仲良くなって... 育った環境は変えられないけど、家族の絆を知ることができてよかった。刑務所のエピソードはあまりビジュアル的に考えずに読むのがよいかも。2020/11/19

Kazunori Tsutsumi (conner)

2
KEIさんの半生とアメリカの知られざる実態が詰まった一冊です。本当の自由って何なのか?考える機会になりました。そして、人種 差別はある。2021/04/14

暗黒大陸すがわら

1
異次元のようで、異次元ではない現実及び真実の中に生きるKEIさんのアメリカ刑務所体験記であり、お前もシャッキリせい!と平手打ちをぶちかましてくれる人生の書。YouTubeで、KEIさん独特の語り口も楽しめるので是非視聴も!2020/06/21

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