まんが松尾芭蕉の更科紀行

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309907901
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0093

内容説明

芭蕉にとって、古来、観月の名所だった信州・更科の姨捨山はどうしても訪ねなくてはならない聖地だった。その旅は「俤や姨ひとりなく月の友」の句を生み、「更科紀行」となって伝わる。美濃(岐阜県)から木曽に入って信濃路をたどり、江戸に戻っていくその旅路には、独自の文学部を打ち立てようとする芭蕉の激しい心の動きが感じ取れる。間と空間の描写を得意とし、「まんが紀行奥の細道」で日本漫画家協会賞特別賞を受賞した著者だから描き出せた芭蕉の心とは…。

目次

旅立ち
天狗伝説
かぶと観音
道心の僧
木曽の桟
宮の越
木曽の宿
鳥居峠
洗馬の追分
立峠
猿ヶ馬場峠
姨捨山 俤の月
姨捨山 十六夜の月
姨捨山 鏡台山の月
権七との別れ
善光寺
信濃の追分

著者等紹介

すずき大和[スズキヤマト]
福島県伊達市生まれ。漫画家、絵本作家。空間や間の使い方に独自の作風があり、「まんが紀行奥の細道」で日本漫画家協会賞特別賞、「哀MY展覧会」で文藝春秋漫画賞を受賞。さらしなの里・姨捨山を擁する長野県千曲市のふる里漫画館の設立にも尽力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たぼつ

1
何度も通ったことのある木曽路を懐かしく思い出しながら読んだ。 芭蕉はこの本に描かれているような思いで姥捨の月を見たのだろうか。自由人の芭蕉のこと、亡き母親への心残りはさもありなんと我が事のように感じられた。2018/04/28

0
図書館より貸出。 絵に惹かれて借りた本。 ほんわか可愛い絵で、更科紀行の道中の雰囲気が良く分かった。 このままTVアニメの「日本むかしばなし」になりそう。 マンガなんだけど、絵本みたいな作品だと思った。 更科紀行を知らなかったので、借りて良かった。2012/03/27

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