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内容説明
人間はだれしも愉快に生きられるようにできている。それは知識や分別といったガラクタを捨て、空(くう)で生きること。全部を捨てて空っぽになり、子どもにでも頭を下げて教えを乞う謙虚な自分が大事。空っぽであること、これがふるさとでありスタート。――人生がうまくいく禅の教えを名物和尚がわかりやく説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tommy
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「空である」という言葉がよく出てくる。しばられずに、こだわらずに生きること。そうすれば愉しいことばかりの世界であること。積極と受け身、遊びと真剣の間を自由自在に生きること。こうしなければならないという考えに囚われると自然ではなくなる。それは誰のため?なんのため?結局誰のためにもならない。結局は、目の前のことに一生懸命に取り組むこと。見返りを求めずに、自分にできることを考え取り組むことで、自分事になる。それだけでありがたいことである。責任を持たずに、何も考えずに受け身に偏っていた自分に気づけた。2021/09/28