内容説明
真夜中、突然かかってきた思いがけない電話。それは50年前、自殺未遂の末にわかれた恋人からのものだった。一本の電話をきっかけによみがえる激しい恋愛の記憶。思いがけない再会。愛することの意味はなにか?恋とはなにか?高齢者にとって恋愛とはなんなのか。緊急に求められる高齢社会の新しい生活像、恋愛は高齢者の人生を根底から作り変える。高齢者必読、ノンフィクション&エッセイ。
目次
第1章 真夜中の電話
第2章 50年前のラブ・レター
第3章 恋のプレリュード
第4章 魂の遍歴
第5章 高齢の思想を構築せよ
第6章 原始の恋愛
第7章 恋に生きた女の系譜
第8章 高齢の愛の現実
第9章 恋愛伝達物質
最終章 ラスト・ラブを求めて