内容説明
敗戦後の闇市時代の横浜を舞台に、貧しくとも気丈に生き抜く四人姉妹の物語。
著者等紹介
中川由布子［ナカガワユウコ］
本名、根岸千代。１９３６年、東京生まれ。六歳から横浜に住み、現在に至る。横浜ペンクラブ会員、大衆文学研究会会員、横浜文学学校会員、文芸誌「そして」編集委員
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感想・レビュー
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こぶた
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★★★★★ 「つなぐ手」が良かったので、読んでみたが、さらによかった。少女の目を通して、戦後の野毛の生活が素直に活き活きと描かれ、悲しみ、不安、楽しいことなど一緒に経験しているようだった。中勘助、坪井栄を思わせ、もっと読まれてもよい、読まれてないのがもったいないと感じる。2013/05/29
