内容説明
自らの葬式を演出して逝った勇音和尚が、軽妙洒脱な味付けで旅を語り、老いを語り、人を語る風雅雑文集。
目次
凡僧日記
折々の記
はなぞの
感想・レビュー
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・不立文字の宗派に属する坊様ゆえ文章表現力が高く有難い。寺生まれの子供を「ラゴ」と呼ぶ寺ジャーゴンは面白い。羅怙羅尊者(釈尊の実子)から転用された語であるが、在俗の小僧生活を味わっていない過保護育ちという一種の反感を含んでいると。同尊者の苦労が偲ばれる。 ・金剛経を唱えて患者の病気直しをする神通力を有する老婆が、クソ坊主からの同経被解説を機に、神通力を失ってしまったエピソードも盲心経的で嬉。 婆「大麦、小豆(しょうず)二升五合」→坊「応無所住(おおむしゅうじょう)、而生其心(にしょうごしん)」




