内容説明
茶の心と日本の文化。みずみずしい感性と美しい言葉でお茶の心を生き生きと伝える。
目次
茶の湯:禅
茶席の禅語
喫茶去
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
15
「茶の湯」「禅」「茶席の禅語」の三章立て。私は禅から茶に興味を持ちました。茶と禅の共通した根底に流れるものを文字化した本とも言えます。やや難解な部分もありますが、詩的とも感じる言葉を追いながら読み進めていくと筆者の考えがすっと入ってきます。以下文中引用とミニ感想。 変わらないものと「茶の湯」を表現しその中に身を置くやすらぎに満たされる。 自然を心から美しいと思い、それを同化したとき、風景が意味や重さをともなってくるようになる。当たり前だったことに感謝できるようになってくる。→なかなかその境地には至れません2024/06/13