出版社内容情報
人がコーヒーを嗜むようになったその起源から、栽培・収穫・焙煎、歴史・文化まで、芳醇な世界が一冊でわかるビジュアル入門。
UCCコーヒー博物館[ユーシーシーコーヒーハクブツカン]
「コーヒーの素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたい」という熱い想いで作られた、日本で唯一、世界にも数少ないコーヒー専門の博物館。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春ドーナツ
15
私は喫茶店でオールシーズン、アイスコーヒーを飲んでいる。その理由をふたりに説明したことがある。異口同音に「興味深い」と感心(びっくり)してくれたけれど、15分必要だ。ということで最近は猫舌でお茶を濁しています。アイスコーヒーの発祥の地は日本だった!銭湯の湯上りに飲む瓶詰めのコーヒー牛乳。あれがそうだったのだ!昔は駅の売店でも売っていた。UCCさんは考えた。携帯性の向上は利便性に通ず。缶詰めにしたら、通勤電車の中でもコーヒーが楽しめると。当時はプルリングじゃなくて、ギコギコ蓋をパカッとしたそうだ。ぐびぐび。2019/10/27
kenitirokikuti
10
図書館にて▲コーヒー豆知識/珈琲なる当て字は蘭学者宇田川榕菴による。字は花かんざしのこと。南天みたいなコーヒーの実から連想/日本初のコーヒー喫茶店は明治21年、代々長崎の唐通詞だった鄭永慶が始めた▲1960年にコーヒー生豆の輸入が完全自由化。インスタントコーヒーや缶コーヒーが普及してゆく。喫茶店自体の数は1982年がピーク▲ベトナムコーヒーはなぜコンデンスミルクを使うのか疑問に思ってたけど、牛乳は冷蔵庫がないとすぐ傷むってこと忘れてたなぁ。 2024/05/14
kuukazoo
8
先に読んだ『珈琲の世界史』に比べるとビジュアル資料満載で大変わかりやすく、その分文章のボリュームは少ないもののちゃんと要点は押さえてある。UCCコーヒー博物館なんてあるのに驚いた。2019/01/18
月華
4
図書館 思っていたより本格的な堅苦しい本でした。フルカラーの写真付きなので、写真を眺めるのは楽しかったです。最後にコーヒークイズ付き。本編のどの部分に書かれていることなのかが書いてあるので、見返しながらやってみました。UCCのコーヒー博物館は機会があれば、一度行ってみたいなと思いました。2016/10/29
樂
3
【備忘録】 焙煎は浅いほど酸味が、深いほど苦味が強くなる エスプレッソは濃密な泡(クレマ)が特徴でカフェインが少ない。カフェラテ、カプチーノ、カフェマキアートはエスプレッソをベースにしたもの。 コーヒーの起源から、ラテアートまで充実した内容で、まさにコーヒー博物館だが、初心者にはいささか詳しすぎたので走り読みした。2017/11/15
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