出版社内容情報
近代ヨーロッパ、次々に現れる結社や神秘主義者たちとともに最盛期を迎えた魔術の歴史。魔術を通して、近代の精神に迫る。
【著者紹介】
1947年生まれ。名古屋大学名誉教授。専攻は、近代ヨーロッパ文化史、西洋神秘思想史。著書に『フリーメイソン』『図説フリーメイソン』『図説錬金術』などがある。
内容説明
はるか古代に始まる魔術の歴史は、近代において最盛期を迎える。なぜ近代だったのか?何が人々を駆り立てたのか?そして、なぜ人は魔術に魅了され続けてきたのか―。歴史と理論を読み解きながら、その謎を検証する。
目次
第1章 古代魔術からルネサンス魔術へ
第2章 一九世紀のエソテリシズム
第3章 黄金の夜明け教団の登場
第4章 黄金の夜明け教団の儀礼と象徴
第5章 市民の魔術
第6章 モダニズム芸術と魔術
著者等紹介
吉村正和[ヨシムラマサカズ]
1947年、愛知県生まれ。1974年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。名古屋大学教授を経て、名古屋大学名誉教授。専攻は、近代ヨーロッパ文化史、西洋神秘思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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