ふくろうの本
図説 「史記」の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 119p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761060
  • NDC分類 222.03
  • Cコード C0322

内容説明

中国古代史の舞台を訪ね、英主暴君、賢相謀臣、悲運の武将など時代を生き抜いた人々と故事を描く。

目次

序章 司馬遷とその時代
第1章 五帝から夏王朝
第2章 殷・周時代
第3章 春秋の覇者たち
第4章 孔子と弟子
第5章 戦国の興亡
第6章 秦始皇帝
第7章 漢覇の争い

著者等紹介

山口直樹[ヤマグチナオキ]
1950年生まれ。桜美林大学で中国語・中国文学を六年間学ぶ。学生時代より石川忠久博士に師事。79年から中国文学・中国史をテーマとする写真撮影を開始し、現在に至る

益満義裕[マスミツヨシヒロ]
1975年、鹿児島県生まれ。慶應義塾大学文学部人文社会学科(東洋史学専攻)卒業。学習院大学人文科学研究科史学専攻後期博士課程単位取得満期退学。現在は南京暁庄学院の外国人専家として日本語および日本文化を教えている。専門は中国古代家畜史。古代中国における人間と家畜の関わりを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itokake

15
史記を読み始めたので、写真の多い本書を参考書にした。中国にはもしかしたら史記登場人物ほとんどの墓があるんじゃないか、というくらい墓、陵、廟がある。太公望や李広の衣冠塚(遺体ではなく遺品を埋葬した墓)には、本当に衣冠が埋められていたのだろうか。遺体と別にした理由は?父の復讐に燃える伍子胥が平王の墓を暴いて死体に鞭を打った(死者に鞭打つの由来)例もあるし、遺体を守るためにわざわざ別にした?1万人が座れるという秦の阿房宮も、今はただ基壇の上にトウモロコシが風にそよいている。2023/09/21

aisu

4
美しい写真を眺めながら、史記のダイジェストを駆け足で紹介。写真のセレクトがいいからイメージし易い史記の世界…って、中国古代史初心者の私が偉そうに書くのもなんですが。2009/09/07

まりこ

4
古代中国史にハマり、実際に中国へ行きたくなったので、先ずはこの本で勉強。2009/06/28

おの

2
図書館本。素晴らしい本である。写真と内容がよくマッチしていて、歴史のロマンを感じられた。臨緇(本当はさんずい)の城壁が割としっかり残ってて凄い!!!いつか中国全土の史跡巡りをしたいなあ。2020/07/03

まゆみ

2
「史記」は今から2000年以上前に司馬遷によって書かれた中国史上最初の正史。伝説時代の黄帝から前漢の武漢までを扱っています。この本は写真がたくさんあり、「史記」の入門書としてお勧めです。先日読んだ井上靖さんの小説「孔子」もこの本の写真を眺めながら読むとより一層楽しめそうです。2011/12/09

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