らんぷの本<br> 遊廓・花柳界・ダンスホール・カフェーの近代史

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らんぷの本
遊廓・花柳界・ダンスホール・カフェーの近代史

  • 小針 侑起【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 河出書房新社(2022/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309750514
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0321

出版社内容情報

「書店でも女性が手に取ることができる」を目的に当時「夜の仕事」に従事していた女性の歴史を実資料を駆使してひもとく。「赤線」「青線」「遊廓」「吉原」、カフェーの女給、ダンスホールの実態まで明ら

著者情報
1987年、栃木県生まれ。演芸史研究家。執筆、講演、TV出演のかたわら、浅草オペラ関連イベントの構成・監修・時代考証を行う。NHKや宝塚歌劇団などへの協力も行う。『大正昭和美人図鑑』など著書多数。

内容説明

貧しさゆえに少女たちは遊廓へ売られ、あるいは騙されて遊里へと流れついた。「夜の仕事」に従事していた女性の歴史を実資料を駆使してひもとく。遊女、芸妓、私娼、からゆきさん、カフェーの女給、ダンスホールのダンサーの実態まで…。

目次

第1章 遊廓の女性たち(なぜ遊女になったのか?;遊女になるためには ほか)
第2章 花柳界の女性たち(東京の代表的な花柳界;花街・色街用語小辞典 ほか)
第3章 カフェーの女給たち(煌びやかに舞った夜の蝶たち;女給の心得 ほか)
第4章 ダンスホールの舞姫たち(花開いたダンスホール文化;有名ダンスホール案内 ほか)

著者等紹介

小針侑起[コバリユウキ]
芸能史評論家。1987年生まれ。執筆、講演、TV出演のかたわら、浅草オペラやレビュー関連イベントの構成・監修、時代考証などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

44
負の歴史です。どんなに華やかに見えても、搾取され、身を削って生きることを女性に強いたシステムにはぞっとします。著者の丁寧な説明は女性に寄り添ったものですが、それでも…。美しい写真を眺めながら、いろいろ考えさせられました。しかし近所に花街多かったんだなあ…。鳩の街には、ついこのあいだまで「OFF LIMITS」のサインが残る建物があったのよね。2023/02/17

組織液

12
戦前や戦後間もない頃の女性の接客業(というよりは水商売と言った方があってますかね)について写真付きで簡単に説明されている本です。個人的には文学作品でよく出てくるカフェーやダンスホールについて特に知りたかったのですが、そちらに関しては思ったほど説明がありませんでしたね。ここら辺はまた別の本で詳しく知りたいと思います。しかし戦前にもコンカフェがあったのか…女給さんが挙手の礼で出迎えするミリタリー系(?)のカフェーはまぁともかく、寺の装飾を施してお経のレコード流していたお寺カフェーはちょっと衝撃でした。2023/07/15

澤水月

9
近現代の「苦界」について図版多く解説。ダダイスト辻潤が名づけ震災まで大杉らアナキスト周辺に関わったパンタライ社の写真初見。「カフェー」がどういう位置のものか明快に記されており明治大正文学読むに役立ちそう、もう少しカフェー読みたかったが大戦で資料散逸とのこと。からゆきさん、満州の遊郭や朝鮮の妓生ら海外の様子、阿部定など関連事件も。2022/12/06

hitotak

8
明治から赤線が廃止された昭和期までの娼婦、芸者、女給などの接待婦の歴史が豊富な写真資料とともに紹介される。比較的知られている吉原だけでなく、からゆきさんや外国人を相手としたチャブ屋、赤線があった千住や玉の井などの街々の概略図などよく知らない部分についても書かれていて興味深い。花柳界の名妓たちの絵はがきも掲載。現代でも充分通用するようなさすがの美女ぶりで感心する。2023/01/19

カメハメハダイオーイカ

7
明治中期から戦後赤線が廃止された昭和中期までの芸妓や遊女の華やかさとその裏に潜む悲しい歴史を豊富な写真や解説により垣間見ることができる一冊。遊郭のことは映画『吉原炎上』などでしか知らないが、掲載されている「張り見世」の写真は生々しく、まるで動物園の動物さながらに陳列される女性たちの人権が蔑ろにされている驚愕の一枚だった。花魁道中なんかは一見美の極地のように見えるが、実際はこれ以上ない哀しみの極地の代物。等々自由を奪われ理不尽な仕事に従事させられた女性たちの悲鳴が聞こえてくるような一冊だった。2023/03/17

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