出版社内容情報
デビュー50周年記念刊行!最大のヒット作「JIN-仁」。本人セレクトによる名場面集。記念イヤーにならではのトピックス満載!!
目次
1 「JIN―仁―」現代の医学で幕末の人々を救う!
2 知らない。できない。だからこそ描く!
3 村上もとか徹底解剖
4 大陸への憧れ―龍とフイチン
5 強さが魅力!村上ヒロイン
6 今、僕が描きたいもの。これから描きたいもの。
著者等紹介
村上もとか[ムラカミモトカ]
1951年東京都生まれ。マンガ家。72年「燃えて走れ!」(『週刊少年ジャンプ』)でデビュー。82年「岳人列伝」で第6回講談社漫画賞、2011年「JIN―仁―」で第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
22
漫画家・村上もとかの自作解説。22年に弥生美術館で開催されたデビュー50周年展に合わせて出たカタログ本。印象度A- 村上もとかは、大ヒットした幕末医療漫画『JIN-仁-』を歯医者の待合室で読んだのと、『フイチン再見!』を全部読んだくらいか。「フイチン~」はかなりよかった。 その大ベテランによる自作解説。村上もとか作品は全部知ってるわけではないので(というかデビュー50年?すごすぎる…!)面白かった。満州が舞台の大河漫画「龍-RON-」は読んでみたいが(かなり面白そうだった)、長いので多分読めない2025/04/30
くらーく
3
「JINー仁ー」のドラマは良かったねえ。あのドラマは何度でも見られるわ。あいにく、村上もとか氏のマンガは見ていない。改めて、本書で揚げられているマンガ一覧をみても、購入したコミックは1冊も無いのだな。でも、週刊や月刊ジャンプで見た記憶はある。気になるけど、コミックを買ってまでという感じかな。相性だからな、マンガは。 本書で面白いなあ、と思ったのは、秋本治氏との対談。お二人とも、創造力が尽きずに、ずーっとマンガを描き続けているとともに、連載を落とさずにきちんとした仕事っぷり。尊敬するよね。2023/06/03
shushu
3
昨年開催されたデビュー50周年展に合わせて、というか多分その図録。西原理恵子に以前「ちったあ手ぇ抜けよ。後がつかえてんだよ」と称賛されたほどの漫画家。免許なしなのに「赤いペガサス」を描き、ほとんど剣道の経験なしで「六三四の剣」を描いたのは有名ですね「龍-RON-」は素晴らしかった。2023/05/04
池田 タクジ
2
わが青春の漫画家です。私は『六三四の剣』に始まって、『赤いペガサス』へと逆戻りした世代です。 ドラマの『仁』は、DVDボックスで買いました。原作の最終回よりも、ドラマの最終回の方が、私はお気に入りです。2022/12/05
takejin
2
六三四の剣から入ったつもりでしたが、赤いペガサスを村上もとかと気づかず。JINもよかったなぁ。江の島の近くに住んでいたことや、江の島を描いていたことを初めて知った。いろいろ知らない作品もあり、作者としての思いもたくさん書き込まれていて、ファンとかファンになりかけの人にはいい本ではないだろうか。2022/08/27