出版社内容情報
「同時代史料からみる等身大の利休の茶の湯」を中心にすえ、利休登場以前と以降の茶の湯の変化をたどります。〈利休の登場以前と以降で、茶の湯はどのように変わっていったのか〉
〈新進気鋭の筆者による?新しい?「茶道教養講座」全16巻。第3回配本〉
新進気鋭の筆者による?新しい?「茶道教養講座」全16巻。第3回配本は、侘び茶の大成者とされる「千利休」。現在の千利休はあまりにも神聖化され、真相が見えないところもあります。本書では、「同時代史料からみる等身大の利休の茶の湯」を中心にすえ、利休以前、利休時代、利休以降の茶の湯の変化をたどります。
八尾嘉男[ヤオヨシオ]
京都造形芸術大学 通信教育部 非常勤講師
内容説明
後世の逸話や伝承ではなく、同時代の茶会記より利休の茶会の真相をみながら、利休が敬慕した茶人の茶の湯、利休を敬慕した弟子や千家の道統のすがたを追います。
目次
第1章 侘び茶のはじまりと珠光
第2章 利休登場前夜、宗珠と武野紹鴎
第3章 千利休のあゆみ
第4章 同時代の茶会記からみる等身大・利休の茶の湯
第5章 利休を知る世代たち―「茶の湯」から「侘び茶」へ
第6章 茶聖化する利休―『南方録』をめぐって
第7章 千家の道統と利休ブームの変遷
著者等紹介
八尾嘉男[ヤオヨシオ]
京都造形芸術大学通信教育部非常勤講師。1973年三重県生。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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