出版社内容情報
昭和20?40年代の少年少女の暮らしとは?ほしかったもの、憧れのヒーロー・ヒロイン。あの頃の思い出の扉をそっと開いてみよう!
市橋 芳則[イチハシ ヨシノリ]
著・文・その他
伊藤 明良[イトウ アキラ]
著・文・その他
内容説明
自転車に初めて乗れた日のよろこび、楽しかった遊園地、ドキドキで迎えた入学式。欲しかったおもちゃ、文房具。大好物だったカレーライス、キャラメル。昭和30年代から40年代のあこがれをもう一度手のひらに。
目次
第1章 幼い頃のハジメテ・トキメキの体験(お食い初め;歩きはじめる―歩行器 ほか)
第2章 少年少女のあこがれ・羨望の的(ノスタルジックフューチャー;禁じられた遊び―火薬を使った玩具 ほか)
第3章 かわいいを身にまとう(子ども服;アップリケ ほか)
第4章 大好物はどんなもの?(カレーライス;日本のインスタントカレー略史 ほか)
第5章 暮らしのデザイン(花柄一色の台所;ハンガーボード ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
289
著者のお二人は北名古屋市歴史民俗資料館の学芸員。ここは別名を昭和日常博物館といい、懐かしの昭和グッズをこれでもかというくらいに集めている。まずスバル360の登場である。もちろん昭和の茶の間や町並みも再現されている。カタカタ。あったなあ、そういうの。皆さまはご存知だろうか?セルロイドのお面。装着した時の匂いまでまざまざと甦る。日光写真もあったなあ。でも、あんなもの何が面白かったのだろう。野球盤。いったい何ゲームしたこと やら。平凡パンチ。ちょっと危険な大人の世界への入口だったなあ。2024/08/15
kinkin
83
昭和30年から40年代に子供を対象にした学校生活、遊び、家電、おもちゃ他がなつかしい写真とともに紹介されていた。自分が過ごした子供時代なのでどれもが懐かしい。そしていろいろな思い出を蘇えさせてくれた。なんでもデジタル化や効率化されたいってみれば人の温もりの希薄な今の世の中、本の中に出てくる花柄のポットやコップ、ブリキのおもちゃなどは見るものをホッとさせてくれる。しかし平成ももうすぐ終わり昭和はまた遠くなってゆく。2019/01/04
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
57
北名古屋市にある「昭和日常博物館」という歴史民俗資料館に展示されているコレクションを紹介した物。花柄模様の電気家電や生活雑貨など、THE昭和なものにワクワク、ときめきました。昭和30年代が中心なので、知らないものも多かったけれど、懐かしい感覚に浸ることが出来ました。博物館に行ったら楽しいだろうな~。睡眠学習機がとっても気になる。2021/03/05
けぴ
43
名古屋に『昭和日常博物館』なるものがあるそうです。そこの展示物を通して昭和を描く本。野球盤、森永キャラメル、サクマドロップス、ソノシートなどなど。花柄家電や花柄コップ、花柄おたま等、昭和の家庭は花柄も多かった。読むというより図鑑のように興味のあるところを拾い読み。2019/10/27
taraimo
41
フォルクスワーゲンを見つけると良いことがある!と言われ 子供の頃、嬉しくて台数を数えたのは、本中にあった“てんとうむし”でした。パンダと言えばランランとカンカン。ランドセルの色は黒と赤だけ。色鉛筆がクンピーペンシルになったのは衝撃的。小学生の頃の習い事は正に習字とソロバン。道徳と書き方の時間が好きでした。毛質とは別に書き方鉛筆(Bか2Bくらいの柔らかい芯)で文字を練習… 勉強は苦手で、母を安心させるために勉強しているふりをして、ひたすら“風”という字だけをノートいっぱい書き連ねた想い出(笑) 2022/10/31
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- 和書
- 僕は猛禽類のお医者さん