内容説明
ロボット大乱舞!空想力あふれる絵の宝庫・アメリカSF雑誌の黄金時代を網羅する有名な「野田コレクション」を総動員し、神話の人造人間から最新のロボット技術までを視野に、人類の夢の産物「ロボット」の全貌を探る!本邦初公開資料を満載。
目次
はじめに SFは絵なのだ
序章 ロボットに託した人類の夢
第1章 ロボットSFの誕生
第2章 花開くパルプSFの時代
第3章 ロボットとアンドロイド
第4章 ロボット三原則の成立
第5章 戦後SF雑誌を飾ったロボットたち
別章 アメリカSF雑誌の歴史
おわりに いじらしいロボットたちよ…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
7
1920年代から60年代の、アメリカのパルプ雑誌のイラストを、ロボットモチーフのものを中心に紹介。ロボットの絵が面白いのは、デザインもさることながら人間との関係性が見えるところで、人間に害を与えそうな凶暴っぽいものの絵が特に面白い。未来の話が好きでも、一方でテクノロジーに怯えていた面が見える。当時からすれば、テクノロジーとそれへの理解は大きく進化したのだろうけども、シンギュラリティにおののく今の人間も大して変わらないのかも。2018/01/08
k16
3
20120118読了。 「はじめに」の六本松の本屋というところから魅かれた。 イラスト見てるだけで楽しい1冊。 おたく感満載でいい。 全然知らないB級作品の紹介もあり、この絵観てるといつか読んでみたいと思った。 SFは絵なんだなぁ。2012/01/18
takao
2
ふむ2021/07/17
とんび
1
シマックの「街」のカバーのロボット、格好良くって模写した記憶があるんだが、どこに載ってたんだか思い出せない。原書を持ってた筈もなく。グラッグは小説のイラストが今ひとつ気に入らなくて、自分で描き直した記憶がある。昔からロボ好きだったということですな。2013/09/19
両
1
日比谷図書館で妻が借りてきたのを先に全部読んだ。宇宙関連の棚を作っていたそうだが、はたして。内容は、中にはいやー懐かしい名前がたくさん。意外とイラストレーターさんの名前まで覚えているものだなぁと。2012/03/15