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内容説明
イラン料理は美味しいか、シーア派とは何か、観光の見どころは…。イメージのペルシアを越え、等身大のイランを発見する。知られざるアジアへの招待。
目次
人と物の間(バーザールとモスク―都市の装置;水の流れに沿って―オアシス農村の生活 ほか)
人と人の間(「ペルシア語わかりません」―言語事情;ここにもトルコ人が!―少数民族 ほか)
人と神の間(預言者の血と帝王の血と―一二イマーム・シーア派の信仰(1)
イマームの子孫たちとイマーム・ホメイニー―一二イマーム・シーア派の信仰(2) ほか)
国と国の間・革命そしてその後(北風と太陽と火の話、または国際政治におけるイラン―国際政治;イラン出稼ぎ事情―隣のイラン人 ほか)
ペルシアからイランへ(王の道―人・もの・情報の移動;世界遺産ペルセポリス―遺跡を歩く ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
3
現地の定住者の視点でという方針の通り、等身大のイランが垣間見えて興味深い。2017/03/12
Maumim
1
あらゆる角度から現代のイランを解説している。政治経済宗教文化歴史言語生活観光・・・。おしむらくは、11年前の発行であるため、ハータミー政権の後に生まれた保守政権アフマディネジャドへの言及がないこと。これを読んで入国したらきっと合点のいくところもいろいろあっておもしろかっただろうけれども、先入観なしに「出会う」というのも一つのやり方で、結局いつも後者を選んでしまう。まあ、実際に行って現地を知ったからこそ、こういう本を読む気持ちにもなれるのだ。2010/11/01