内容説明
宇治を舞台にくりひろげられる薫大将、匂宮と大君・中君・浮舟らの悲恋。「もののあはれ」を尽したクライマックス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nao1
19
志望大学の入試に源氏が毎年出題されてたため、高校生の時に上中下巻、三回通しで読みました。懐かしいので記録。読メにちゃんとあるんだなぁ。あれから通しでは読んでないけど、宇治十帖などは、大人になってからのほうが絶対オモシロいだろうな。2016/03/31
かなずちラッコ
2
宇治十帖は初読み。本編の主人公の薫は光源氏と比べて割と真面目で好感が持てる。前巻までと比べると、登場人物の思い込みやすれ違いが多くて苛つく。匂宮は光源氏の血を引いているだけあって行動が似ている。匂宮と光源氏を検索すると、予測変換で「クズ」が一番上に出るのはおもしろい。3冊読むのに10日近くかかった。人生で読み終わるのに一番時間がかかったかも。2021/01/29
鑑真@本の虫
0
源氏の子の時代。2010/01/01
ミカヅキカゲリ
0
現代小説のように愉しめた。2010/06/13
.ふかみ
0
光源氏死後の物語。薫や匂宮を見ていると、なんだかんだいって光源氏と夕霧が主人公としてめちゃくちゃ優秀だったんだなと感じさせられる。光源氏のいない源氏物語の世界はこうもすさまじいものなのか、と思ったり。2020/07/12
-
- 和書
- 日本語のスタイルブック