目次
1 足穂小伝
2 宇宙の機械学と模型世界と
3 アンチ・ユマニズムの源流
4 孤独のA感覚
5 タルホ曼荼羅
6 ノスタルジーの原イメージ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wang
1
両親や祖父また奥さんのことなど知らないことがいっぱい書かれていた。映画のこと、飛行機のこと、詩作や絵画などテーマ別に書かれている脚注が意外とわかりやすい。メインはいろいろの人から見た足穂論。2015/01/15
he
1
タルホ版アベンジャーズとも言うべき名だたる作家、批評家陣の手によるタルホ・エッセー集。著作を一読しただけでは意外と窺い知れない、「薄板界」や「AO円筒」といった独特の世界観の解説に加え、出自、来歴から他の文壇との交流といった小話まで、イナガキタルホの梗概がこれでもかというほどに。これはもっと早く読んでおくべきだった。2014/05/31
きょんちん
0
表紙の絵があんまり好きじゃない