出版社内容情報
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり――平家全盛の基礎を築いた平忠盛の登場から、権勢をほしいままにした清盛の死までを描く!
内容説明
清盛の栄華と悪行。一門への限りない思い―。
目次
第1章 飛龍の巻
第2章 鹿谷の巻
第3章 風の巻
第4章 嵐の巻
第5章 落日の巻
著者等紹介
生形貴重[ウブカタタカシゲ]
1949年、大阪生まれ。同志社大学大学院(文学研究科国文学専攻)修了。大谷女子短期大学教授、同志社大学大学院嘱託講師、千里金蘭大学教授を経て、放送大学京都学習センター客員教授、千里金蘭大学名誉教授。表千家不審菴文庫運営委員、一般財団法人表千家不審菴評議員。『平家物語』の研究により、第12回日本古典文学会賞を受賞。また、著書『利休の逸話と徒然草』(河原書店)の功績により、第12回茶道文化学術奨励賞を受賞
阿部高明[アベタカアキ]
1957年生まれ。大和田プロ、手塚プロを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Uni
2
出家して、占いして、どうにかなるものでもあるまいにと思ったけど、今の科学も後の世から見たら同じようなものかもしれない。2024/09/23
ちぃまる
1
とにかく歴史が理解できない学生時代を過ごした私。理解できなかった理由がやっと分かった。貴族がどれくらいの身分なのかとか、太政大臣がどんな役職なのかとか、基本的な社会の構図が全く分かってなかったからだ。漫画って優秀。それにしても、何かある度に仏と神と占い師が出てくるのは興味深い。この話、どのくらい史実なんだろ?今の私、原作マンガを読んでないのに、実写ドラマを見た人みたい。2020/12/06