岩波新書<br> 多様性とどう向き合うか―違和感から考える

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岩波新書
多様性とどう向き合うか―違和感から考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320944
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0236

出版社内容情報

多様性は大事だ。一方で、多様性を推奨する言説や態度にどこか違和感を覚えてしまう人も多い。多様性はむずかしく、面倒くさい? 多様性はきれいごとで逆差別? いま私たちに必要なのは、様々な違和感を起点にしながら、しかしその違和感に開き直ってしまうことなく、現実を直視して問い続けること。そのためのレッスン。


【目次】

 はじめに
  多様性について考えることがなぜ重要なのか
  多様性奨励への違和感を問いほぐす

第1章 多様性は豊かさをもたらす?
 1 多様性の現実と出会う――日本とオーストラリア
 2 多様性を称賛する語り
 3 多様性は私たちを豊かにする?
 4 多様性の寛容による差異の管理
 5 多様性は生産的?
 6 多様性が差異を封じ込める

第2章 多様性の奨励にコミットする?
 1 多様性はイノベーションをもたらす
 2 多様性の奨励と差別・不平等の後景化
 3 見せかけのコミットメント
 4 前向きで心地よい多様性
 5 問いとしての多様性
 6 反多様性が照らし出す根源的な問い

第3章 日本に多様性はない?
 1 日本に多様性はない?
 2 多文化社会としての日本
 3 「日本人-外国人」が覆い隠す多様性
 4 多文化共生と「外国人」の限定的な受け入れ
 5 多文化主義なき多文化共生
 6 多文化共生から多様性の奨励へ――何が変わったのか?
 7 「外国人問題」の台頭
 8 差別の深刻さに向き合う
 9 差別禁止法の不在
 10 心の問題を超えて構造・制度を変える

第4章 多様性が押し付けられる?
 1 違和感を問いほぐす
 2 正しさの押し付け?――対話を遮断しないために
 3 一方通行ではない――相互行為としての受け入れへ
 4 全面的な受け入れではない――共感・同調できなくとも
 5 ゼロサムゲームではない――逆差別を超える
 6 構造化された差別・不平等への視座

第5章 他者の生きづらさを自分ごととする
 1 自分ごととする社会的想像力
 2 共感力と向社会的行動
 3 共感から共関へ
 4 特権を学びひらく
 5 連帯の困難さ――協?に向けて
 6 インターセクショナリティと協?

第6章 多様性が封じ込めてきたものを解き放つ
 1 多様性が封じ込めてきたものを解き放つ
 2 「透明化」された隣人の可視化
 3 必ずしも調和的ではない共生の現実
 4 多様性がもたらす豊かさとは
 5 自分ごととして関わり合う学び
 6 批判的は建設的――多様性をモヤモヤと問いほぐす

 おわりに――周回遅れのトップランナーたれ

  参考文献一覧

内容説明

多様性は大事だ。一方で、多様性を推奨する言説や態度にどこか違和感を覚えてしまう人も多い。多様性は生産的?多様性はむずかしく面倒くさい?多様性はきれいごとで逆差別?私たちに必要なのは、様々な違和感を起点にしながら、しかしその違和感に開き直ることなく差別の現実を直視すること。そのためのレッスン。

目次

第1章 多様性は豊かさをもたらす?
第2章 多様性の奨励にコミットする?
第3章 日本に多様性はない?
第4章 多様性が押し付けられる?
第5章 他者の生きづらさを自分ごととする
第6章 多様性が封じ込めてきたものを解き放つ

著者等紹介

岩渕功一[イワブチコウイチ]
早稲田大学法学部卒、ウェスタン・シドニー大学(オーストラリア)で博士号(Ph.D.メディア・文化研究)を取得。その後、国際基督教大学助教授、早稲田大学国際学術院教授、メルボルンのモナシュ大学アジア研究所長などを歴任。現在―シドニー工科大学名誉客員教授(Adjunct Professor)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

フム

26
図書館本。多様性という言葉は肯定的に語られて社会に定着しているように思っていたのだが、にわかに大きな揺り戻しが来ていることを選挙期間中に目の当たりにして衝撃を受けた。そもそも多様性とは、企業や組織に様々な背景を持つ人々が存在することで組織が活性化し、豊かな創造を生む、という肯定的な語りで奨励したり称賛されて来た。しかし、本書ではその肯定的な語りこそが差異をめぐる差別の認識やそれを解消する取り組みを封じ込めて来たと述べている。 2026/02/09

sk

2
多様性という言葉による真の差別の温存。2026/01/31

biron

2
新年早々大当たりの本。「”多様性を受け入れると、選択肢が豊かになってあなたも社会も発展しますよ!”っていう内容なんだろうな、でもケアさせられるのこっちなんだよなー」とか思いながら手に取ったが、全然違った。まさに多様性という言葉が醸し出す「ハッピートーク」に違和感を感じるところから出発する。相手を想像し、共感し、自分も多様社会の一員であることを認識し、その社会構造を知り、どうすべきなのかを考えていくことを促してくれる。自分の視野の狭さを痛感。こういう内容を議論していくことで人間性が成熟していくと思う。2026/01/06

ディス

1
◯。多様性を包摂するなら、その時に必ず本書が言うところの差異も一緒になるだろうし、同時に変化も伴うはず。慣れ親しんだものが変わるかもしれない。今よりやりづらくなるかもしれない。だが、それでも差別は解消されなければならない⋯自分はそう思うけども、まぁ自分ごととしてみんなが構造的差別に問題意識を持てなければ穏便にならないのかな。⋯でもそれが実現するか⋯。自分にはもっと「日本人」とか「日本語」とかを相対化する視点が必要なのかもしれないと思った。2026/01/30

今Chan

1
ことさらに多様性を吹聴しなくても、多様性が当たり前のこととして取り込まれている社会とは、どんな社会なのだろう。AとBとの違いの境界は薄れていくのたろうか。だとしたら、それは違いではなくなる気がして・・・。「さまざまな差異が平等に包括される世界」、言葉の意味はわかる気もするが、イメージが・・・。2026/01/08

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