出版社内容情報
河出書房新社[カワデショボウシンシャ]
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目次
1 平和について考えてみる(大体答えは出ない、でも考え続ける(小原ブラス(タレント・コラムニスト・YouTuber))
臆病な幻視者のための平和論(津久井五月(作家)) ほか)
2 身近なところから考える(隣で、笑う(エレファントかさ増し(菅沼和揮)(構成作家))
「自分にしかできないこと」じゃなくても、いいんじゃない?(木村映里(看護師・作家)) ほか)
3 人を知る、世界を知る(宇宙からウクライナへ―好きなことと掛け合わせて、見える世界を広げよう(井上榛香(宇宙ライター))
「体験」が世界と世界を近くする(城宝薫(起業家・株式会社テーブルクロス代表取締役)) ほか)
4 それぞれの平和(認め合う、カラフルな世界へ(井手上漢(モデル・タレント))
スパイスカレーのすゝめ(印度カリー子(スパイス料理研究家)) ほか)
世界を平和にする第一歩 おすすめブックガイド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
8
作家・料理人・ピアニスト・アイドルなど、30歳以下の19人の方が平和について考えたエッセイ集。平和というと、世界規模なことを想起して、少し距離があるように感じてしまうけれど、もっと身近な所にヒントがあり、もっと身近な所に平和の種があるのだなと考えることが出来た。2023/07/18
ちゅんちゅん
3
星4つ。もともと東田直樹さんのTwitterをフォローしていて、彼がこの本の著書のお一人とのことで読んでみた。かつて JAPAN as No.1 と言われていた日本の今は衰退している。過去の産業革命前後のヨーロッパのような一途を辿り、その内中国の植民地あるいは一部になるかもしれない。かなり前、五体不満足の乙武洋匡氏を読んだ後、「日本の若者も捨てたもんじゃない。」って思ったんだよね。それと近い感想。他人事ではなく確実に私達一人一人の意識次第で日本は良くなっていくと信じている。自分もその一端を担う。2022/12/25
Go Extreme
3
平和について考えてみる : 大体答えは出ない、でも考え続ける 臆病な幻視者のための平和論 すぐそばにある「見えない問題」 身近なところから考える: 社会をつくっているのは誰 無駄なことの考え方 人を知る、世界を知る: 宇宙からウクライナへ 「体験」が世界と世界を近くする 見知らぬ人と出会い、歴史に学ぶことから 心のモヤモヤを大切に それぞれの平和: 認め合う、カラフルな世界へ スパイスカレーのすゝめ 弱さを起点に、寄り添う関係性をつくる 「演じること」の活用法 ことばに操られないために2022/11/14
ちゅんちゅん
2
星4つ 2022/12/25
半熟たまご
0
佐原ひかりさんの『ことばに操られないために』が心に響いた。今まで自分が美辞麗句を並べて話を終わりにしていたことに気がつかされた。 私はこれからことばを吟味しようと思った。2022/11/08