目次
自己礼讃
生き生きした女が美しいのなら、生き生きした豚はただ肥ってるだけじゃないか
ダメ男について
恋するって、おそろしいことなのネ
愛するってうっとうしいことなのネ
女の子が20歳になるまでに知っておかなければならない7つの常識
春色百千鳥―大島弓子と山口百恵
最も激しい不能―石井隆論
怒れない!の
ボディコンは80年代のベルボトム
キャサリン・ターナー―昔々アメリカ人はね
閾より愛をこめて
瞼の外―長谷川伸『瞼の母』考〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
amanon
3
これってミソジニー?と思うくらいに「ブスが嫌い」「(ある種の)女が嫌い」という発言が頻出するのに、若干ひく(笑)。80年代という時代性もあるけれど、橋本氏だから、許容されるのかも?という気もする。そうした側面も含めて、橋本治という物書きの特異性を改めて痛感。これだけ、色んな方面に口を出し、あるいは毒舌を吐きながらも、橋本氏自身は攻撃や揚げ足取りの対象にあまりならないというのは、かなり不可解な現象ではないか?と今更ながらに不思議になる。著者が亡くなった今だからこそ、著者の真価が問われるべきなのかもしれない?2022/04/12
cocoon
0
“ロマンチズムとスケベの量は比例する”その通りだと思う。2010/06/04