内容説明
会社の信用にかかわる商品事故や不正の発覚、株主総会でのトラブルや悪質なクレームなど、まさかの「緊急事態」には、どう対処すべきなのか。大手住宅メーカーで危機管理のプロとして活躍した著者が、その対策ノウハウのすべてを明かす。
目次
1章 御社にも起こりうるよもやの「緊急事態」とは?―近年の企業クライシスから学ぶべきこと
2章 不祥事が明るみになった。直ちに、何をどうすべきか―この姿勢を貫けば、大難はチャンスに変わる
3章 苦情の扱い方を一歩誤れば会社はたちまち危機に陥る―相手の胸の内を読めれば、トラブルは防げる
4章 事故や不正を発生させない平時の布石と体制づくり―管理職に求められる、この絶対事項を知りなさい
5章 危機を回避する極意は「情断大敵」にあり!―正確で迅速な情報伝達を、いかに実現するか
6章 危機感を薄めてしまうこのマンネリを打破せよ―“タガの緩み”から起こる組織の腐敗を防ぐには
著者等紹介
青柳榮一[アオヤギエイイチ]
1967年、中央大学法学部卒。大宅壮一マスコミ塾3期生。出版社勤務を経て、74年、ミサワホームに入社。91年、同社広報部長に就き、もっとも重要な業務のひとつである「リスク・マネジメント」を精力的に展開。03年に退社するまで、あらゆる種類の「現実のリスク」に企業の内側から直面。そのなかで、危機管理についての理論と技法の研鑚をつんだ。現在、危機管理アドバイザー、広報コンサルタントとして活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 甘い女 創元推理文庫