社会科学研究者のためのデジタル研究ツール活用術―アプリ・デバイスから生成AIまで、生産性をあげるアカデミック・ライフハック

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社会科学研究者のためのデジタル研究ツール活用術―アプリ・デバイスから生成AIまで、生産性をあげるアカデミック・ライフハック

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784335552120
  • NDC分類 307
  • Cコード C1036

出版社内容情報

研究生活のさらなる充実をめざして、国際水準の第一線政治学研究者がおくるアカデミック・ライフハック術!

 研究者の多忙化が課題となっている今日、限られた時間の中で研究活動を円滑かつ効率的に行っていくためのツールとその使い方ーーいわば「研究者のライフハック術」ーーは、すべての研究者にとって必須の知識かもしれません。とはいえ、文書管理アプリひとつとっても、アプリストアには多くの便利ツールがしのぎを削っており、一歩踏み出すのにも勇気が要るかもしれません。あるいはそもそも、そのような見知らぬツールを試行錯誤する時間がもったいない、ということもあるでしょう。
 そこで本書は、社会科学(政治学)研究に長らく従事するなかで先端的ツール活用の追究に余念のない著者が、そうしたデジタル・ツールを研究生活に取り入れていくためのヒントを提供します。論文の探し方、論文の読み方、論文管理の方法を効率化するツールの紹介から、学術論文執筆やその基礎をなす調査活動を効率化するノウハウ、学会活動や運営に役立つデジタルツールの活用、スケジュール管理や授業の効率化までを網羅。課題が指摘されるChatGPTなど生成AIの活用方法も。現役研究者はもちろんポスドクや研究者志望の院生・学部生も必読の、アカデミック・ライフハック決定版!

内容説明

研究以外のことで忙しすぎる研究者へ。限られた時間のなかで、いかに多くのアウトプットを出すか―。論文のリサーチや読解、管理を効率化するツールの紹介から、英文を含めた学術論文執筆やそのための調査活動を効率化するノウハウ、学会活動や運営に役立つデジタルツールの活用、スケジュール管理や授業の効率化、そして課題が指摘されるChatGPTなど生成AIの活用方法まで、あなたの研究者人生をもっと良いものにするためのアイデアがこの一冊に!

目次

第1章 論文を探す、論文を読む(論文の探し方;論文の保存と管理;論文の効率的な読み方;ChatPDFやSciSpaccを使って論文を要約する;論文の内容について詳しく調べる)
第2章 調査を行う、論文を書く(資料やメモを管理する;クラウドワーカーと連携する;クラウドソーシングの長所・短所;論文を書く;WordかLaTeXか;デスク環境の構築・執筆用機器の選択;音声入力で執筆する;生成Alを執筆補助に活用する;英文校正の会社について)
第3章 学会活動で使えるツール活用法(学会に加入する;学会報告用スライドの効率的生成;字会でメモを取る;学会で名刺を配るべきか?;学会大会を運営することになったら;オンラインで学会報告するときのコツ)
第4章 研究生活をマネジメントする(スケジュールを管理する;大学授業のデジタル化への対応;授業で活用できるさまざまなツール;授業でAIを活用する)

著者等紹介

西川賢[ニシカワマサル]
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了、博士(法学)。現在、津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。また、日本国内・海外の査読付き学術誌に論文を公刊し、国内外のさまざまな学会で研究報告を行ってきた。加えて、NHK、日本経済新聞、朝日新聞、毎日新聞といったメディアにおいて一般向けの発信も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とある本棚

8
社会科学者のためのオンラインツールのノウハウ本。知らなかったGoogleのアドオンもあり、今後の論文探しや執筆の参考になった。また英文執筆でDeepLやChatGPTの活用を勧めながらも、あくまでそれらは校正のための補助ツールであり、自分でまずは書けるようにならなければならないという主張は誠実。何よりツール紹介の合間に軽妙な語り口で語られる研究者の苦労や本音が面白い。2024/04/07

かわうち

2
JCR、Researcher APPのような文献検索に役立つサイト、Liquidtextのような論文編集ツール、ワードやパワポの音声入力機能であるディクテーションやChatGPTのプロンプトなど、研究に役立つ豊富なツールセットだった2024/06/24

1
デジタルツールに疎いので、どういうものがあってどういう使い方ができるんだろうって興味から手に取る。生成AIによる補助が紹介されてるので、いろんなことに応用できるのではないか。使いこなせるかな…2024/12/09

愛楊

1
2024年刊行。紹介される道具にアナログなものが多い2018年の上野千鶴子『情報生産者になる』に比べて、本書はChatGPT や DeepL を始めとしたデジタルな研究ツールを多数紹介している。なかにはマニアックなものもあり、とても楽しく読むことができた。著者の専門はアメリカ政治であり本書の題にも「社会科学研究者のための」とあるが、社会科学プロパーな内容はクラウドソーシングと質的研究ツールくらいであった。研究分野を問わず有益な書である。天下り式ではなく、現場の研究者の生の声であるのも良かった。2024/03/20

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