内容説明
制約だらけでも自由闊達に生きた江戸の人々と、物質的には豊かだが、閉塞感を感じている現代人。その違いは「粋」に生きているか否かにある。どうすれば「粋な人」になれるのか?江戸っ子の暮らしぶりから「粋のエッセンス」を抽出した、「野暮な奴」にならないための必読の書。
目次
序章 江戸っ子の美学「粋」とはなにか
1章 いかに絶妙な距離をとるか―人や世間と「粋」につきあう
2章 人として守りたいルールを尊ぶ―「粋」に振る舞い、はからう
3章 食から娯楽まで“当たり前”が肝要―その日その日を「粋」に暮らす
4章 こだわりすぎず、きれいに使う―お金・モノとの「粋」な関係
5章 老いや死とどう向き合うか―人生を「粋」に仕上げる
著者等紹介
植月真澄[ウエツキマスミ]
早稲田大学文学部卒業後、コピーライター、出版社勤務を経て、フリーのライターとして雑誌・書籍の編著を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けん
7
★4.02019/01/13
いく
1
粋≒生き、ということで。江戸しぐさの勉強に読みたかったのだが、少しジャンルが違った。しかし、当時の暮らしぶりがわかりやすく書いてあってなかなか楽しみながら読めた。2011/02/22
ひだまりさん
0
江戸時代の人々の、生活.食.男女のアレコレ.考え方が学べる&参考になる一冊(・∀・)ただ、著者がいちいち現代を批判してるのが最高にウザかったww2014/03/02
のりすけ
0
本文より、「たのしみは春の桜に秋の月 夫婦仲良く三度食うめし」2012/10/01