内容説明
妻という女性、夫という男性を正確に把握していますか―妻のことがわからない、夫とうまくいかない…。これは、互いに夫婦という関係を誤解しているから。結婚は、幸福のスタートどころかストレスの始まりであり、子は「かすがい」にならない。心理学に基づいて明らかにされるこれらの真実に、あなたの「夫婦観」は一八〇度、覆される。
目次
1 “愛ありき”の結婚ほどうまくいかない…
2 その「よかれと思って」が思わぬ断絶を招く…
3 会話が弾む夫婦はお互いを見ていない…
4 これだけのストレスに襲われる、それが結婚…
5 ケンカっ早くてウソつきな二人は長持ちする…
6 夫が、妻が、今夜もその気になれないのは…
著者等紹介
渋谷昌三[シブヤショウゾウ]
神奈川県生まれ。1977年、東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻。文学博士。目白大学大学院心理学研究科・社会学部社会情報学科教授。何気なく振る舞っている行動や、しくざの中から人間の深層心理を探り、プロクセミックス(人の空間行動学)などを応用して、ユニークなビジネス心理学や恋愛心理学などを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
長く連れ添ったからと言って、互いの理解が深まっているという保証はない。互いに思いやりを持ち、その上で違いがあることを認識することこそが、夫婦の関係を上手く保つ秘訣となる。わからないというのは当たり前のことであってそれが決して悪いことではないと考えるほうが結果的には良い関係を維持できる。2017/06/15
cPu
0
夫婦といえど一心同体ではない。熟年離婚を回避するためにも必読の書でわかりやすく解説されています。2009/10/20
暇さえあれば
0
夫婦仲の秘訣は他人感覚と問い合わせ。 やっぱり、コミュニケーションを取ろうという努力が欠かせない。2020/10/16