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Kawade夢新書
日本人なら知っておきたい日本人と戦争

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309503424
  • NDC分類 210.19
  • Cコード C0221

内容説明

日本人は、古代の「白村江の戦い」から「太平洋戦争」まで、いくつもの戦争を経験してきた。これらは、いかに引き起こされ、日本人は何を求め、どう行動したのか。その一つ一つを検証し、「日本人にとって戦争とは何か」を浮き彫りにする。

目次

日本人は「戦争」をどう考え、いかに行動してきたか…
朝鮮半島の紛争に介入した大和朝廷―はじめての対外戦争「白村江の戦い」の背景とは
大陸との断絶を選択した貴族政権―600年も平和な時代がつづいた秘密
海外からの侵攻、「元寇」と鎌倉幕府―蒙古襲来の対応に見る、日本人の特異性とは
大航海時代に登場した信長と秀吉の野望―秀吉の「朝鮮出兵」は、なぜ決行されたのか
キリシタンの脅威と江戸幕府の海禁策―日本にとって「鎖国」とは何だったのか
攘夷論から帝国主義への転換―明治維新直後に「征韓論」がわき起こった理由とは
アジアでの覇権を目論んだ日清・日露戦争―指導者たちは、日本の拡大をどうデザインしたか
第一次世界大戦とシベリア出兵―なぜ、大正期に欧米との対立が先鋭化したのか
満州事変から太平洋戦争、そして敗戦へ―無謀な開戦に至った原因をさかのぼれば…
アメリカの同盟国としての日本―激変する世界情勢の中での選択肢とは
戦後、日本人の「戦争観」はいかに変わったか…

著者等紹介

武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。現在、明治学院大学教授。専攻は、日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

儚俣

4
日本の対外戦争にのみ特記した本。ちょっと明治以降は早足か。流れは掴める。最後のほうの、九条信者は九条に書かれている戦争放棄のみ盲信し、同じく書かれている国際平和を希求するために貢献しているのか?というところはクスッときた。2016/05/12

綏恋

1
「一つ敵を作れば全体がまとまる」というのは人類全てに言える事だと思っていたけれど、特に日本人にはその色が強いみたい。基本的には平和主義、でもいざとなれば玉砕覚悟。戦争とかそういうことに平時無関心すぎる国民性もいかがなものか。2013/06/28

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