内容説明
世界一「金」好きな国民は?どんな種類の「金」をいつ買うといい?日本にも年間7.5トンを誇る“エルドラド”がある!…など、「金」の魅力と実態を大公開。
目次
1 世界の「金」をめぐる、これが最新の実態だ―例えば、日本の「都市鉱山」の驚きの金埋蔵量とは
2 「金」を購入するなら、このポイントを知っておく―例えば、円高と円安、どちらが金への投資に有利か?
3 「金」という貴金属の知られざる素顔とは―例えば、金箔は、はたしてどこまで薄くできるか?
4 世界の歴史に「金」はここまで影響してきた―例えば、イギリスは黄金に目がくらんで帝国主義に走った
5 金塊に魅せられた男たちのチャレンジ―例えば、最後の錬金術師の驚くべき秘法とは
6 人々を熱狂させた数々のゴールドラッシュ―例えば、世界中から10万人がカリフォルニアに殺到
7 「金」を抱いた英雄たちの目もくらむエピソード―例えば、琵琶湖に沈めたという明智光秀の黄金の意外な話
8 プラチナ・銀・銅の知っておきたい面白話―例えば、銀が抗菌グッズによく使われる理由は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nao
2
薄い本だが、読むのに意外と時間がかかった。金、他にも銀、銅、プラチナの幅広い知識を学べる本。勉強になった。2013/08/19
たこ焼き
0
採掘コストを超える金がないと金山はほれない。金の金額を決める際には需要も影響するが、供給量の大小も影響する。金がだぶつくと価格は下がる。プラチナは産業用ニーズが多い。インフレ状態でも、仕入れから販売までのスパンが短い商売ができれば経済力は落ちない。インフレに強い金は、デフレになると価値が下がる。「有事の金」の価格が高くなるのは、全世界が悪くなった時である。好調な経済があればそこに金が行くので、必ずしも金の価格が上がるとは限らない。2020/05/14