内容説明
現実に企業に勤めているビジネスマンにとって、キャリアは重要なものだ。それは単にビジネスを遂行するうえで重要なばかりでなく、人間としてどう生きるかという問題に肉薄するものだからである。「キャリアとは何か、どう形成されていくのか」については本論で触れていきたいが、キャリアを考える際の最新で、かつ重要なキーワードが「一皮むけた経験」になる。本書は、「豊かなキャリア形成へのメッセージ~経営幹部へのインタビュー調査を踏まえて~」という(社)関西経済連合会が実施したプロジェクトでのインタビューが元になっている。
目次
「一皮むける経験」が最大のキャリア・チャンス
「入社初期段階の配属・異動」で一皮むける
「初めての管理職」で一皮むける
「新規事業・新市場のゼロからの立ち上げ」で一皮むける
「海外勤務」で一皮むける
「悲惨な部門・業務の改善と再構築」で一皮むける
「ラインからスタッフ部門・業務への配属」で一皮むける
「プロジェクトチームへの参画」で一皮むける
「降格・左遷を含む困難な環境」に直面して一皮むける
「昇進・昇格による権限の拡大」で一皮むける
「ほかのひとからの影響」で一皮むける
「その他の配属・異動、あるいは業務」で一皮むける
「節目」に一皮むけ、キャリア発達を続けるために
「一皮むけた経験」からリーダーシップ開発へ
著者等紹介
金井寿宏[カナイトシヒロ]
1954年神戸市生まれ。’78年京都大学教育学部卒業。’80年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。’89年マサチューセッツ工科大学(MIT)Ph.D(経営学)。’92年神戸大学博士(経営学)。現在神戸大学大学院経営学研究科教授
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感想・レビュー
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ともさち
Kent Kaseda
HIRO1970
hinotake0117
ぺん