内容説明
殷墟、チチェン・イツァ…遺跡に秘められた残酷な出来事。アルハンブラ宮殿、ノイシュバンシュタイン城…美しき古城のおぞましすぎる過去。死者の呻き声がこだまする地へ、いざ…。
目次
1 人の心に潜む残虐さに血も凍る地―魂の呻きが聞こえる死の遺跡
2 欲望、怨念…“おぞましい本性”がうずまく地―鮮血に染まった妖しき古城
3 目をそむけたくなる地獄絵図の地―残忍きわまる虐殺と戦争の現場
4 科学では説明できない奇怪な地―怨念うごめく心霊現象スポット
5 ゾッとする“闇の歴史”が刻まれた地―異界が口を開ける恐ろしい日本地図
6 多くの人命が失われた地―大自然が牙をむく超危険エリア
7 世にも不思議な光景に出くわす地―奇跡と謎に満ちた聖地と陵墓
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
24
言い伝えや悲劇、超常現象等が紹介されています。歴史がある土地には何かしら過去にあるのだなあと感じました。日本の部分が知っている場所が多いためイメージアップが図りやすく興味深かったです。2023/01/06
丸山政也
1
この手の本にしては意外に好著。よく纏まっている。地震のくだりは今読むと考えさせられる。地震の確率が日本で一番低いのは東北(福島)とあるので。まあ予知なんてできないから仕方ないけど。2015/11/07
boutiquekouichi
0
ネバダ核実験所の記述は、もはや他人事とは言えない。。一番印象的だったのは熊野かな。那智の滝のことや補陀落渡海など、日本に住みながら全く知らずにいた歴史を垣間見ることができた。2012/04/01
AiTaka_twi
0
★★★★☆2010/02/26
AKO
0
学校の歴史の授業では語られることのない闇の歴史が語られる。例えば古代メキシコ、マヤ文明のボナンパクという都市で行われていた儀式(戦争で捕虜を捕らえると死なない程度に傷つけて出血させる。そして儀式上の最上階から突き落とす)など想像するだけで恐ろしい。世界中の大地には血が滴っているのだ。私たちが暮らすこの日本も例外ではなく、血なまぐさい歴史が残っている。2020/05/11