内容説明
老若男女を問わず、いまやブームの「四国お遍路」って、どんな世界なのか?弘法大師とともに八十八のお寺を巡る心の旅で新たな自分を発見しませんか。
目次
序章 お遍路に旅立つ前にこれだけは知っておきたい
1章 阿波の国・徳島県「発心の道場」で旅の決意を固める―第一番~第二十三番(第一番 霊山寺;第二番 極楽寺 ほか)
2章 土佐の国・高知県「修行の道場」で苦難と向き合う―第二十四番~第三十九番(第二十四番・最御崎寺;第二十五番・津照寺 ほか)
3章 伊予の国・愛媛県「菩提の道場」で惑いを断つ―第四十番~第六十五番(第四十番・観自在寺;第四十一番・龍光寺 ほか)
4章 讃岐の国・香川県「涅槃の道場」で理想の境地に至る―第六十六番~第八十八番(第六十六番・雲辺寺;第六十七番・大興寺 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうへい
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四国八十八所の全ての霊場を余すところなく紹介されています。どこにどんな寺があるのか、あらかじめ知っておくのもいいでしょう。四国遍路に関する基礎知識やちょっとした蘊蓄もあります。各寺院それぞれの歴史と由来、見所が要領よくまとまっていて分かりやすかったです。また、細かい部分ではサクセス情報も詳細に載っているのも良かったです。徳島県のほとんどの霊場は長宗我部元親による兵火で焼失して、建物が創建当時のものではないことは理解できました。見所十分でそれぞれの寺院の状況も浮かんできて楽しく読み進めることができました。2021/05/27