出版社内容情報
「はだ色」「指導教官」「官製はがき」「ローマ法王」……はすべて死語・廃語! NGの理由&正しい言い方がわかる本。
内容説明
行政の主導、専門家の提唱、業界の後押し、公正・中立の推進…からNGになった・なりつつある日本語を網羅。“正しい言い換え”も身につく虎の巻!
目次
1章 例えば「できちゃった婚」を今は何と言う?これだけは押さえておきたい「廃語」と「言い換え語」
2章 例えば「センター試験」を今は何と言う?政治・行政、経済、スポーツ…各界の「旧語」と「新語」
3章 例えば「歯舞諸島」を今は何と言う?「昔の名前」じゃ通じない!こんなに変わった地理用語
4章 例えば「大化の改新」を今は何と言う?最近の学生はこう教わる!新しい歴史用語と人名
5章 例えば「インシュリン」を今は何と言う?曖昧になりがちなカタカナ語を正しくアップデートする
6章 例えば「化学調味料」を今は何と言う?言い換えられて当たり前!令和の時代、まず使わない言葉
7章 例えば「さわり」は「話などの最初の部分」?“本来の意味”を知れば使いづらくなりそうな日本語
8章 例えば「振りまく」のは、愛想か愛嬌か?正しいはずが、近ごろ“誤用”になりつつある言い回し
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
99
日々のニュースや本、雑誌などで使われている言葉や読み方も気づかぬところで変化していることを知った。個人的には好きだったお天気おねえさんはお天気キャスター、本屋は書店、使用人は従業員、女房役が補佐役、父兄が保護者。他本質は何も変わらないけれど。。できちゃった結婚が授かり婚、前者のほうがほのぼのして好き。官製はがきが郵便はがき、これ子供の頃は完成はがきだと思っていた。オーストラリアのエアーズロックはウルル、化学調味料がうま味調味料、姑息の意味は一時しのぎということ他他。図書館にて2022/05/13
鱒子
82
気がつくと死語・廃語になっている言葉。今では使わなくなった言葉がどう置き換わったのか?外国の地名や人名は現地の音に近づける、行政や専門家の提唱、差別表現の撤廃など、さまざまな観点から言い換えが進んでいます。そしてここで提示されている新たな言葉もまた変遷してゆくのでしょう。2022/06/02
ma-bo
49
昔は普通に使っていたのに今は使われなくなったり、名称変更になったりした言葉が数多く紹介されている。性別を含む職業名が多く言い換えられてるなあ。後は日本史や世界史用語も結構変わってるなぁ。2021/05/10
ひさか
23
2021年3月夢文庫刊。看護師、看護婦や的を射る、的を得るのような(いずれも前者が正解)言葉が400くらい載っている。使われなくなった理由が説明されていないものや索引もなく、軽い読みもの風な編集になっていて、その場で、楽しむ本なんだなと思いました。2021/06/29
スプリント
19
人名がかなり自分の知識と違っていてびっくりした。 今の教科書にマゼランって載っていないのか。2022/02/12
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