内容説明
本書では、戦前の発禁本・秘本をはじめ、戦後発禁本の第一号『H大佐夫人』、幻の名作『有楽町夜景』など摘発本の数々を、発禁本蒐集の第一者の秘蔵本から全面公開する。
目次
処女を失った時(紅雨山人)
私の処女を失ふ時(フンメル女史)
性の告白と実演(日本未央生)
不如帰
壇の浦夜合戦記(伝・頼山陽)
淫乱志賀暁子(好木逸太郎)
歌集秘帳(湯浅真沙子)
EROS(ラルフ・ギンズバーグ編)
H大佐夫人(北川千代三)
有楽町夜景(伝・田村泰次郎)
セックス・パーティー(朝吹あおい)
夜のもだえ(伊吹麻子)
紋蝶四郎欲望帖(松浦健郎)
ふたりのラブジュース(山寺和正)
若い樹液(野川浩)
著者等紹介
城市郎[ジョウイチロウ]
1922年、仙台市生まれ。戦前から発禁本の蒐集を始め、戦後、斎藤昌三氏のすすめで探究・蒐集に本格的にうちこむ。これまでに集めた発禁本および関係資料は一万点をゆうにこえている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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