内容説明
一生つきあわなければならないのが自分の「苗字」。この「苗字」は祖先が私たちに投げかけたクイズなのです。「鈴木さん」はどういう意味?「高橋さん」や「中村さん」はなぜ多い?「罍さん」はなんて読む?「大馬鹿さん」「禿さん」なんている?見慣れた苗字から珍姓・奇姓まで、苗字の秘密と楽しいウンチクを満載。あなたや隣人のルーツがズバリわかる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
5
苗字の由来について、新聞コラムをまとめたもの。苗字は地名由来が8割だそうな。また読みはそのままで漢字を変えるのは昔は楽に出来たので、縁起の良い字を使い、同じ読みで字の違う苗字が大量に登場した模様。やまと言葉に外来の漢字を読みとしてあてたので、熊野。動物のクマの意味じゃないんだよとか今更知りました。をを。 古い地名も消えてしまって今は苗字が頼りだけれど、難しい字は廃れる傾向というのは寂しいですが、ちょっと変わった苗字の友人が「外字登録しないと出ない文字は面倒なんだよ」と苦労していたのを見ると仕方ないのかも。2013/10/04