河出文庫<br> 東欧怪談集 (新装版)

個数:

河出文庫
東欧怪談集 (新装版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2021年10月20日 09時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 440p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309467245
  • NDC分類 908.3
  • Cコード C0197

出版社内容情報

西方的形式と東方的混沌の間に生まれた、未体験の怪奇幻想の世界へようこそ。原語から直訳された極上のオリジナル・アンソロジー。

内容説明

西方的形式と東方的混沌のはざまに生まれた、未体験の怪奇幻想の世界へようこそ。ポーランドの異才ポトツキ、ノーベル文学賞受賞のイディッシュ語作家シンガー、ルーマニアの宗教学者エリアーデの異色作に加え、チェコ、スロヴァキア、マケドニアなど、各国の怪作や本邦初訳の作品も収録。原語から訳された贅沢な文庫オリジナル・アンソロジー!

著者等紹介

沼野充義[ヌマノミツヨシ]
1954年東京生まれ。東京大学名誉教授、名古屋外国語大学世界教養学部教授・副学長。ロシア東欧文学の第一人者。著書に『徹夜の塊 亡命文学論』(サントリー学芸賞)、『徹夜の塊 ユートピア文学論』(読売文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

63
怪奇小説アンソロジー。東欧というと深い森の中ではぐくまれた土俗を持つイメージがあるが、本書はその土俗と独特の想像力両方を同時に楽しめる一冊となっている。前者としてはユダヤの伝説を扱った「ゴーレム伝説」や変化球であるが「吸血鬼」、端整な怪奇小説として「シャモタ氏の恋人」や「象牙の女」辺りが目を引く。後者としてはチャペックの「足あと」やナンセンスの極み「笑うでぶ」「こぶ」がいい味出しているなあ。どれも西洋の何となく明るさを持つのとは対照的な独特の陰翳を持つような作品ばかりで、読み応えのある作品ばかりでした。2021/07/23

penguin-blue

40
政治的な体制変化から近年では中欧というくくられ方をするようになった旧東ヨーロッパ諸国だが、この本に流れる雰囲気は中欧でなく、東欧。やや粗い石畳や石の壁と、暗くて人があふれる列車や駅、そして体制的な窮屈感。内容は死霊や復讐などべたな怪談話から、風刺めいたものや、ショートショートのような話まで幅広い。「ドーディ」「こぶ」「生まれそこなった命」「静寂」あたりが一味違って好み。体制が変わり、生活が変わっていくにつれ怪談の色合いも今後変わってくるだろうか。2021/03/31

星落秋風五丈原

32
東欧はドラキュラ伝説が有名だ。しかしそればかりではない。決闘で今際の際に相手から「自分の剣はテート・フゥルクに持ち帰って欲しい。そして百回のミサをあげて欲しい。」と頼まれたので律儀にその場所へ向かった騎士団長は、一夜にして恐ろしい経験をする。『サラゴサ手稿』かつてファウストが悪魔といたと言われる伝説の館に貧乏な大学生がやってきた。人間何でもいい気になりすぎるもので、もっと金が必要になった学生は、ある恐ろしい企てに手を染める。『ファウストの館』いやぁ、悪魔に勝とうとしちゃいけませんぜ、旦那。2020/11/01

あ げ こ

20
際立つのは狂気と言うものの近さ。常に近しい。異常はそう特別な姿形をしてはいない。無自覚のまま、狭間にある、あわいにある。現と悪夢の、幻想の、その区別のつかなさ。その区別をつけようとする事の無意味さ。混在し、同化しているが故に。そのどちらをも含み、出来上がっている、構築されている世界であるが故に。いずれにせよ逃れる事は出来ない。くつがえる事のなさ。不可避性。皆、よくわかっている。沈黙、或いは狼狽、虚な饒舌が物語る、絶望と混沌。魅惑としてのそれではなく、酷く、報われぬ現を反映するかのように、複雑で、陰鬱な…。2021/01/19

ふるい

12
一番好みなのは「生まれそこなった命」(クリセオヴァー)。あとは「吸血鬼」(ネルダ)、「足あと」(チャペック)、「ドーディ」(フリジェシュ)、「象牙の女」(アンドリッチ)、「一万二千頭の牛」(エリアーデ)あたりがよかった。解説によると、西方的形式と東方的混沌のはざまに現れた「東欧的混沌」は、「怪談」というジャンルの特性にぴったり当てはまるという。バラエティ豊かな恐怖を楽しめた。2021/05/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16426555

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。