河出文庫<br> ナボコフのロシア文学講義〈上〉

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河出文庫
ナボコフのロシア文学講義〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309463872
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C0193

内容説明

世界文学を代表する巨匠にして、小説読みの達人ナボコフによるロシア文学講義録。ロシア作家の作品に、いわゆる「ロシア精神」を求めるのではなく、個々人の才能だけを求めて名作を直視せよと誘う。上巻は、ドストエフスキー『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』ほか、ゴーゴリ、ツルゲーネフ作品を取り上げる。

目次

編者フレッドソン・バワーズによる前書き
ロシアの作家、検閲官、読者
ニコライ・ゴーゴリ
イワン・ツルゲーネフ
フョードル・ドストエフスキー

著者等紹介

ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル] [Nabokov,Vladimir]
1899‐1977年。作家。ペテルブルグ生まれ。ロシア革命によりベルリンに亡命、ロシア語で執筆を開始。1940年に米国に移住、大学で教えながら、英語での執筆をはじめる。55年に発表した『ロリータ』が世界的な大ベストセラーとなる

小笠原豊樹[オガサワラトヨキ]
1932年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

62
本書を再読して、改めて認識させられたことが多々。ゴーゴリが「死せる魂」の第二部を書き得なかった作家の悲劇がまざまざと。ナボコフ節、炸裂。ツルゲーネフは、大概の作品は二度は読んだが、「父と子」くらいは、もう一度読むかな。我がドストエフスキーの芸術性が……芸術性のなさが指弾されている! 「罪と罰」での、娼婦ソーニャの存在感のなさは、18で初めて読んだ時にも強く感じた。ドストエフスキーは、殺人は描くけど、娼婦のリアルは描けない。きっと、万が一にもトライしたら、自分の野蛮さが露見するからだろう。2020/03/20

梟木(きょうぼく)

17
先に出た『ナボコフの文学講義』の姉妹編だが、原稿が書かれた時期としてはこちらのほうが先。特定の文学作品への偏愛と極度の選り好みによって成立していたヨーロッパ編と比べると取り上げられる作家のリストは安定的で、ツルゲーネフからドストエフスキーまで日本でもお馴染みの作家や作品が揃っている(もっともドストに関してはほぼ一貫して否定的)。主に19世紀におけるロシアの文学状況を概観した冒頭の文章(「ロシアの作家、検閲官、読者」)も興味深く、ナボコフの祖国に対する心の距離の取り方が窺える名評論である。2014/10/24

うた

13
ドストエフスキーが劇作家となるべきだったという点は、我が意を得たりという感じです。カラマーゾフはお祭りみたいな小説でしたし。そして彼の小説の登場人物分類はちょっとした悪意といたずら心があって可笑しい。アンサイクロペディアみたいだ笑。カラマーゾフでの筋の乱れはわざわざツッコむのも野暮という気もしなくもないが、小説である以上いわゆる“劇的”と片付けることもできないのだろう。2016/02/16

ラウリスタ~

12
ヨーロッパ文学のほうは、すでに読んだ。これはロシア文学の方。なるほどねえ、だからドストエフスキー嫌いなんだ、ふーん。ドストエフスキーの小説って速記者を使ったっていうくらいに、もの凄い速書き。フロベール的な細部、細部&細部な小説を至高とするナボコフからすれば三流なんだな。逆にいえば、ドストエフスキーは小説の書き手としてはさほど優れていたわけではないのにもかかわらず、あれほどの作品を残したということになるわけだ。ただ、あの「感傷的な」作風を、いわば高校生までの文学だと切って捨てるわけだが。2013/12/07

yu

10
TBSブリタニカ版以来久しぶりの再読だけど、何度読んでもいいものはいい。 「文学講義」というと堅苦しいが、ロシアへの愛憎と哀しみを込めて偉大な作家・作品を縦横無尽に賞賛し、時にけなしまくり、とにかく楽しい。 一度でもロシア文学に惹かれた者であれば、エンターテイメントとして、そして副読本としてお気に入りの作家の一面を再発見・堪能できる一冊。 ここまでの踏み込みは、一流作家であるナボコフしかやれる資格がなかっただろう。2018/01/16

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