河出文庫<br> ピエール・リヴィエール―殺人・狂気・エクリチュール

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河出文庫
ピエール・リヴィエール―殺人・狂気・エクリチュール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 502p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309463391
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0110

内容説明

犯罪と精神医学との関係をめぐる研究の過程で、十九世紀フランスの小さな農村に住む一人の青年が母、妹、弟を殺害した事件に出会ったフーコーらは、この殺人犯が残した手記の美しさに驚嘆し、手記を含む訴訟資料の一式および事件に関する論考を一冊にまとめた。フーコーにおける権力と知の分析にとっての記念碑的労作であると同時に希有の強度にみちた名著を、最新の研究成果をふまえて新訳。

目次

1 訴訟関連資料(犯行と逮捕;予審;手記;法医学鑑定書;裁判;牢獄と死;追加資料)
2 論考(動物、狂人、死(ジャン=ピエール・ペテール、ジャンヌ・ファヴレ)
物語られる殺人(ミシェル・フーコー)
情状酌量(パトリシア・ムーラン)
王殺し‐親殺し(ブランディーヌ・バレ=クリージェル)
ピエール・リヴィエール対比研究(フィリップ・リオ)
医師と判事(ロベール・カステル)
理性の間欠(アレッサンドロ・フォンタナ))

著者等紹介

フーコー,ミシェル[フーコー,ミシェル][Foucault,Michel]
1926‐1984年。二十世紀後半における最も重要な思想家

慎改康之[シンカイヤスユキ]
1966年生まれ。明治学院大学准教授

柵瀬宏平[サクライコウヘイ]
1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍

千條真知子[チジョウマチコ]
立教大学大学院文学研究科博士課程在籍

八幡恵一[ヤハタケイイチ]
1981年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aster

41
前半とフーコーのみ読了。まぁ…読んでる最中はエキサイトして読めたけれど、いざ内容を振り返ると何とも言い難い…面白いっちゃ面白いけど読むべき本なのかどうかは微妙、しかもフーコーは数ページしか喋らない…2021/06/12

香菜子(かなこ・Kanako)

34
ピエール・リヴィエール---殺人・狂気・エクリチュール。ミシェル・フーコー先生の著書。19世紀のフランスで発生した親族間の殺人事件の研究成果をまとめた一冊。現代日本は個人主義や利己主義が新党しているけれど、その一方で少子高齢化で家族間の過干渉や親離れ、子離れができない家庭も増えています。そうすると親族間トラブルや親族間事件もどんどん増えていきそうに思います。2018/11/04

梟木(きょうぼく)

15
フーコーらによる論考以外に、19世紀フランスの郊外で〝或る重大な殺人〟を犯した青年自身による「手記」と、その後の報道と裁判の経過を辿る関連資料を収める。が、分量的にもインパクト的にも、むしろこちらが本書の核といって良い。無名の青年による殺人の物語は彼の「狂気」や「怪物性」を巡って如何様にも読まれ、さらには犯行当時の「心神喪失」や「責任能力」といった問題が取り沙汰されるに至り、私たちは愕然とさせられる。そう、ここには世紀末の日本を騒がせた「劇場型犯罪」(及びメディアによる解釈ゲーム)の原形が間違いなくある。2013/04/05

ちぇけら

11
19世紀のフランスで起きた尊属殺人、妹弟殺人の犯人であるピエール・リヴィエールの手記が、とても美しく、そしてとても圧倒された。親殺しのテーマというのは小説にもよく取り上げられているが、実際の事件の当事者の手記を読めるというのはなかなかないことかなあと。それにしてもリヴィエールの母親の糞さが半端じゃなくてどん引きした。よくやった、リヴィエール。と思えてしまうような手記。2017/04/23

eirianda

10
19世紀、母と妹、弟を惨殺したピエール・リヴィエールが精神疾患か正常か。150年後に、殺人犯の手記、訴訟資料一式をまとめ論考したもの。周囲の人から白痴と思われていた犯人の手記の読み応えがハンパなく、ええ? 痴愚じゃないの? という混乱を起こす。かなり面白い物語性のある事件。手記は犯人の殺意に至る妄想過程がきちんと書かれている。モノマニー(当時) =パラノイア =妄想性パーソナリティ障害(今ならこういうこと?)。孤独は病むのだ。この家族の不幸っぷりはいつの時代にもある感じで、それがまた読ませる。2016/05/22

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