内容説明
四二歳になる主人公は、広告業界で成功を収めているものの仕事に飽き、結婚生活も破綻している。自由を求めてロンドンを去り、プロヴァンスで小さなホテルを開く計画に携わることになる。仲間は何でもこなす腹心のアーネスト、そして魅力的なフランス女性ニコル。―『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルが南仏を舞台にした傑作長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
schazzie
1
久しぶりに大人の文章を読んでいる気がしたが、会話のあちこちでフランス語をカタカナで書いて、日本語の訳がついているのがうっとうしい。原文もフランス語と英語のチャンポンなのだろうけれど…。また、セレブ達の生活も鼻持ちならない感じではあるが、とりあえずホテル建設の話が進んで来たところなので下巻に行く。2012/01/18
さや
0
つまんね。エッセイ面白かったけど、小説はその限りじゃない。脱サラホテル経営の話を期待してたのに、まさか不愉快な人物描写と代理店辞めるまでで上巻まるまる費やすと思わないじゃん。下巻もひどいよ。2017/09/17