出版社内容情報
【目次】
内容説明
うちの犬のこととなれば頬は緩み目を細め手放しで愛を語る飼い主という名のしもべたち。賢い犬であれば当然のこと多少ドジでも、おバカでも、「それがいい」というのが犬好きの良いところ。犬は家族、犬は友だち、犬は恋人、犬は伴侶、犬は鏡…。切なる願いは一分一秒でも長く一緒にいたい!犬のエッセイ39篇収録の文庫オリジナル版。
目次
姑根性(佐藤愛子)
雲が生まれた日 6月28日(小川糸)
愛したのは犬だけ(川上未映子)
アメリカンな雨のこと(江國香織)
犬との生活(三田誠広)
一本の毛(伊佐山ひろ子)
チャコとミータン(早川義夫)
嫉妬・私のものよ、お前のものよ(鴨居羊子)
コマへの手紙(鷺沢萠)
犬の暮らしの手帖(七尾旅人)
犬の拾い物(三浦哲郎)
親ゆずりの犬好き(幸田文)
犬も歩けば(谷内六郎)
噛み癖(向田邦子)
一匹と二人(青木玉)
犬も猫も雑種が好き(北村太郎)
妻と犬(島尾敏雄)
愚犬(串田孫一)
犬と私(中里恒子)
ルビや ほか二篇(村田喜代子)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
125
カバーの写真に惹かれて手にした『いぬのエッセイアンソロジー』39篇!昭和色が多くてしっくりくる(笑)それぞれの愛を淡々と読んだ。(え?これも愛?って思うものもあったけれど)しまいには猫か~い!ってのも。 『猫と』の方もこんな感じなのかな?犬も(猫も)飼ったことはないからして、尚更募るのよ・・これは恋?血は繋がってないけれど気持ちが繋がっているって解説の長谷川氏が綴っている。家族よね、間違いなく。2025/11/25
ひさか
23
2025年11月河出文庫刊。犬のエッセイ39編。表紙に写っているのは秋田犬かな。表情が良くて、見とれてしまいます。冒頭の佐藤愛子さんの泥棒が来ても小屋に隠れていたブルドックのベティの話が強烈で、どんな犬か?と気になることしきり。そこから頭から離れません。2025/12/29
安土留之
2
犬に関する39篇エッセイ集。ユーモアに満ちた遠藤周作、視点が面白い赤瀬川原平など、そうそうたる作家が書いており、どれも面白く読んだ。犬好きにオススメです。2025/12/18
miyaちゃん
1
犬と人とのストーリーがそれぞれあり、よかった2025/12/29
ゆでたまご
0
てっきり犬とのほのぼの話で年末年始の癒しに最適だと思い手に取ったが、私が愛犬に対しては決して向けることのない言動が最初から出てきて、買った事を後悔した。生きた時代の違いで、人々が犬に対して抱く感情や求めるものが違うということは想像できるので、そういった話はある種の勉強になったが、それにしても心が痛くなる話もあった。まあ、そういった作家の本はもう読まないでおこうという判断材料にはなった。何個かほっこりするお話もあって、特に安岡章太郎さんの話はとても良かった。これから老いゆく愛犬を大事にしていきたい。2026/01/03




